Eunhae ...mistake... (ページ11)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:11,768 hit

気になること。ページ11

EHside～

EH『ーっ、ない‥』

なんでだ、ペンダントがない。スタッフに頼んで楽屋を探してもなかったし、どこを探してもなかった。
俺のなかではこれ以上思い当たるとこないのにな‥
ユニに怒られるな‥最悪だ。

EH『はぁ。』

重い重い溜め息をついてリビングへと向かった。

EH『‥あ、ドンへは？』

ドンへが居ない‥というか朝から会ってないな。昨日の事、気になったから聞きたかったんだけど‥

KH『ドンへひょんなら出掛けていきましたよ』

携帯を弄りながらキュヒョナが呟いた。

EH『仕事じゃないだろ？しかもこんな中‥？』

外からは打ち付けるような雨音が聞こえてきていた。こりゃ、ちょっとした嵐だぞ。

KH『そうですね』

そうですねって‥じゃあ止めろよ、風邪ひいたらどうすんだよ

KH『‥でも』

携帯から視線を外して

KH『こんな時じゃないと駄目みたいだったから‥止めませんでした』

妙なことを言うキュヒョナ。

EH『‥は？何いってんだよ』

KH『なんでもないです。あ、一人が良いみたいなので放っといてあげてくださいね』

再度携帯に神経を注ぎ始めた。
‥なんか、分かりきったような言い方だな。
ドンへ、何かあったのかよ。
お前、一人は嫌いはずだろ‥？
とにかく、言い付け通りに待っておこう。

部屋に戻ってベッドで仮眠をとった。
携帯が震え出して目覚めたのは夜中。
ユニか‥ 気が乗らないが無くなったことを報告しよう。そう思って携帯に耳を近付けると

『‥ヒョクチェ、私見たの』

EH『突然どうした？』

珍しく深刻そうに話すユニに不安を感じる

『ドンへさんが持ってるとこ』

EH『は？ドンへ？‥ドンへが何を』

『ヒョクチェの‥ペンダント』

全く考えてなかった言葉に驚く俺。
ドンへが？

EH『‥ぶはっ笑』
『なんで笑ってるの』

EH『だってお前‥んな訳ないだろ？第一ドンへがなんでそんな事』

『だからおかしいって思ってるんじゃない!!』

怒りを含んで叫ぶ彼女に言葉がつまる。

EH『‥見間違いじゃないの？』

『‥』

無言が続く感覚に真剣みを感じる。

『ねぇ、もしかしてドンへさんって‥』

どくどく‥

意味もなく心臓が激しく鳴る。

『‥いや、なんでもない。ごめんね突然。じゃあおやすみ

EH『え？あ、あぁ』

ドンへが‥なんなんだよ。
あいつがそんな事する意味もないのに。
‥ユニは何を言おうとしたんだろう‥

ペンダントの事よりもそれが気になってしまった。