A short journeyー1ー ページ1
*
「なあ、ドンヘ飯行かない？」
「…行かない」
*
「あ、ドンヘ今日さ…」
「行かない」
*
「あ、ドンヘ…」
「……」
最近の俺たち……いや、ドンヘの態度がおかしい。
何言っても上の空だし、誘っても断るし、てか…俺避けられてる？
「ヒョン、別れたんですか？」
「は？誰と？」
「誰って、ドンヘヒョンとですよ」
ズキ……
「バ、バカか？俺たち付き合ってねーし」
「ふーん…別にどうでもいいですけど」
「バカ言ってんじゃねーよ…」
「でもヒョン…」
「…何」
「残りわずかじゃないですか。このままでいいんですか？」
そんなこと…お前に言われなくてもわかってるよ。
俺が一番わかってる……
「おい、ドンヘ」
「……」
「ドンヘ！！」
「行かないっつってんだろ！」
むかつく
なんだってそんな、俺を見ようともしないで…
「おいドンヘ！！」
「イテッ何すんだよ、離せよ！」
「いいから来い！」
「やだ！！」
「来いって！」
*
*
*
「ここ……」
「覚えてる？俺たち、ここから始まったんだよ」
血と、汗と、涙がいっぱい詰まったレッスン室。
フロアも鏡もピカピカに磨いて、どんなに辛くても練習した。
朝から晩まで踊り続けてクタクタになって。
夢の中でも踊ってた。
「………」
「最近のお前変だけど。どうかした？」
「………」
「黙ってちゃわかんないだろ？」
「………」
「なあ、俺たちもうすぐ離れ離れになっちゃうんだよ？なのに…」
「だからじゃん！！」
「ドンヘ……」
「だ、から………一緒にいたら…その日が来たらツライから…」
だから……？
*
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haru(プロフ) - はじめまして。いつも楽しく読ませてもらっています。さくらこさんのお話を読んでいると、現実のことではないのに、まるで現実のように感じてお話に入り込んでしまいます！パスワードのお話、読みたいです！よろしくお願いします。 (2018年8月7日 1時) (
レス) id: b1ec868190 (このIDを非表示/違反報告)
KEIKO(プロフ) - はじめまして。どのお話楽しく読ませて頂いてます。さくらこさんのお話のウネの二人にキュンキュンしました。パスのお話も読ませていただきたいのでパスワードを教えて下さい。よろしくおねがいします。 (2018年7月7日 20時) (レス) id: 5f4bbe5132 (このIDを非表示/違反報告)
ｶﾅﾗﾌﾞ(プロフ) - 初めまして、いつも楽しく読ませて頂いています。王子様シンドロームが特にお気に入りです。自分に置き換えてはまってしまいました。よろしければ、パスワードを教えて頂ければ嬉しいです。 (2018年1月9日 8時) (携帯から) (レス) id: f7d58392e2 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - こんばんわ(^^)気づいたらさくらこ様の小説にハマっていました。是非とも続きを読ませていただければと思います。よろしくお願いします。 (2017年12月27日 23時) (レス) id: 6876754ef9 (このIDを非表示/違反報告)
まぁこ(プロフ) - こんにちは^ ^いつもさくらこさんのお話、楽しく読ませていただいてました。さくらこさんのお話を読んで1人キュンキュンしています。他の作品もまた読みたいので、ぜひパスワードを教えていただいてもよろしいでしょうか。よろしくお願いいたします^ ^ (2017年8月6日 12時) (レス) id: 39108574a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mi＊ku
| 作者ホームページ：http://id41.fm-p.jp/390/cherryhae15/
作成日時：2015年10月13日 1時
