# 家政婦ちゃん２ (ページ30)

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[番外編] 初めての大ゲンカ終結ページ30

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どう、話をしたらいいんだろう

このまま自然に関係が崩れて行ってしまったら・・

わたしはどうしたらいいのだろうか

これでいいの？

そう聞かれれば絶対に嫌

でも、だからと言って下手に説明してまた嫌われたら？

これ以上嫌われたら・・

ジョングクくんの洗濯物をぎゅっと握りしめながら・・

自分でも気づかないうちに泣いていることに気付いた

そんな時後ろから、ふわっと大好きな匂いがわたしを抱きしめた

「・・え」

JK「・・・ごめん」

久しぶりに触れたジョングクくんの体は、少し細くなった気がして

わたしは洗濯物を持ったまま動けずに泣いていた

JK「Aぬなにそんな顔させてごめん」

「あ、、わたしもっ」

JK「今回は、完全に俺がわるい」

「・・そんなことない」

JK「自分じゃ、Aぬなに相応しくないんじゃないかって」

「・・」

JK「写真見た時に思ったんだ。幸せなのは俺だけなんじゃないかって・・」

震える声で、絞り出すように・・

彼も、今、なんて言われるだろうと思いながら

そんな気持ちで言葉を出しているのかなって

そんなことを考えたら、ジョングクくんの事

もの凄く愛おしくて今すぐぎゅぅって抱きしめたくて・・

わたしは、そっと彼の方に振り返って

少し背伸びをして、自分から

キス＿＿していた

JK「・・・っ」

ジョングクくんは一瞬驚いた顔をしたけど

でもすぐに、悩みがすべて解放されたような

そんな安堵の笑みを浮かべ、、

わたしの頬を両手で挟んで

何度も何度も、甘いキスを落とした

「ごめんね、ジョングクくん」

JK「俺こそ」

「これで仲直り？」

JK「うん。＿＿でも」

「・・でも？」

ジョングクくんはわたしの耳元で囁くように

「続きする？」

なんて言うから、全身が熱く滾る感覚がして

慌てて洗濯物を投げつけた

JK「ははっ！Aぬな真っ赤っか～」

「うううううるさい！！」

笑いながら

洗濯物を一緒に干してくれるジョングクくん

何日ぶりだろう

こんなに暖かい愛おしい笑顔を見れたのは

わたしはこれがないと・・生きていけないような気がする

これがあるからわたしは

幸せなんだって・・

「ジョングクくん」

JK「んー？」

「・・愛してる」

JK「！」

嬉しそうにわたしを捕まえようとするジョングクくんをよけて

洗濯籠を倒して、笑いあう

ごめんね、ジョングクくん＿＿大好き

fin＿＿