# 家政婦ちゃん２ (ページ19)

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ポカンと口を開けたまま動かないジョングクくん

え？わたしいま、何か言った？

とんでもないことを口にしてしまった？

JK「あぁー！！」

「へっ！？」

奇声を上げるジョングクくんに驚いて

思わず身構える

JK「Aぬな、今のなかったことにして」

え・・

それってそのつまり、わたしはフラれたということ？

今の状況を読めないまま

わたしはいま、突然告白をしてしまい

そしてフラれてしまい

JK「・・な、ぬな！」

「え、あ・・ごめん！突然変な事いってしまって。ホント忘れて！ほんとごめんなさい」

JK「そうじゃなくて！」

あたふたとするわたしの両手をぎゅっとつかんで、

つかんでというより、包んでの方が正しいのかも

「ジョングク、くん？」

JK「Aぬな」

「はい。」

まっすぐな瞳

反らすこともできず

ただただ見つめ返す

どうすればいい？

息ってどうやってするんだったっけ？

JK「ぬな」

「、、はい」

JK「Aぬなが好き」

言われた言葉を理解する暇もなく

優しく抱き寄せられて

何度もこんなことはあった

ジョングクくんを抱きしめて

ジョングクくんに抱きしめられて

でもその時とは全く違う

初めての感情

JK「ぬな、好きだ」

「、、うん」

抱きしめ返しても、良いのだろうか

戸惑いながらもわたしは

自分の気持ちの赴くまま

抱きしめ返した

＿