[番外編] 初めての大ゲンカ1 ページ26
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今日は家にジミンくんと2人
洗濯を終わらせて冷蔵庫を覗くと、食料がだいぶ減っていることに気付く
「ジミンくん」
JM「んー?」
ソファーでスマホを触るジミンくんに買い出しに行くことを伝えると
いつかのジョングクくんみたいに「俺も行くっ」なんて勢いよく立ち上がった
「えー、流石にマズイよ」
JM「大丈夫だって!ただ買い出しに行くだけだし」
「うーん」
JM「ひとりで荷物持たせるわけにはいかないしね」
ジョングクに怒られる。なんて白いキャップにサングラスをして、準備万端のジミンくん
しょうがないかと息を吐いて
財布をもってジミンくんと家を出た
この考えが甘かったことに、、この時気づけばあんなことにはならなかったのに・・
それから一週間ほどたってから
皿洗いをするわたしに、テヒョンくんが慌ててスマホ画面を見せつけた
「な、なに?」
TH「みてこれっ!!」
見せられたのはあの時の買い出しの写真
ああ、、あの時と一緒だ
また・・撮られてしまった。今度はジミンくんと
TH「BTS家政婦!次はジミン!・・だって」
「・・なによこれ。」
TH「この間買い出しに行ったやつ?」
「そう」
あの一件で少し免疫がついてしまったのか、あの時みたいに慌てていない自分がいた
それでも、マズイ事態だというのは分かっているので
タオルで手を拭いておじさんに電話を掛けた
”もしもし”
「おじさん。ごめんなさい、また同じこと繰り返してしまった」
”あー、あの件なら大丈夫だ。そこまで大事にはならんだろう”
「うん・・またしばらくネットスーパー使うわ」
”あぁ。そうしてくれ”
テヒョンくんが心配そうに顔を覗き込んでいる
「ごめんね、迷惑かけちゃって」そういうと、テヒョンくんは「そうじゃない」と頭をかいた
TH「心配なのは、ジョングク」
「え?」
TH「あいつにとってぬなは、初めてで一番の存在だから」
2人の仲、心配してるんだよ
なんて考えてもいなかったことを言われて、頭の中がジョングクくんでいっぱいになった
・・大丈夫だよね。ジョングクなら理解してくれる
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作者名:な む | 作成日時:2019年1月14日 23時