・・51 - JK - ページ3
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ぬなの誕生日。
夜中まで飲んで食べて笑って
ほとんど、俺たちが騒いでたけど
Aぬなはただみんなが笑う姿を嬉しそうに見つめていた
両親も亡くなって、兄弟というものもなかったぬなはこういう時どうしていいか分からないだろう
でも、嬉しそうだったから安心した
起きればもう昼過ぎ
ふわぁぁぁっと大きな欠伸をして、ボーッと部屋を出る
リビングには、丁寧に大量の洗濯物を畳むぬな
その横にジミニヒョン
JK「・・・」
いつもの様にイヤホンを耳にするぬな。それの片方を取って自分の片耳にはめる
ぬなは一瞬驚いたようだったけど、ニコッと笑って、、ジミニヒョンもまた愛おしそうにぬなを見つめていた
そんな姿をぼぅーっと入り口で見る俺
なんで行かないんだよ、、
2人があまりにもお似合いで
ズキズキと胸が痛いから、、?
あぁ、、やっぱ、俺、ぬなが、、
ジミニヒョンって、ぬなが好きなのかな
前も俺に「ぬなをひとりじめするな」的な事言ってたよな
あぁ、昨日まで楽しかったのに胸が痛い
二人並んで洗濯物を畳んで
ひとつのイヤホンを2人で使ってるから距離が凄く近くて
ちょっと近すぎるよ
離れてよ
なんて、ぬなをひとりじめしたい欲望が溢れて止まらない
今は出ていけば、ジミニヒョンとぬなを困らせるかも、、、
俺は2人に気づかれないように洗面台へ向かった
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作者名:な む | 作成日時:2019年1月14日 23時