[JK] chapter ５５ ページ6
＿
話がしたいと連絡が来たので
再びぬなの家に向かっていた
「あがって」
JK「お邪魔します」
ぬなは髪をひとつに束ねて、眼鏡をかけていた
あぁ、ホントなんでもないことにドキッとする
決意を揺るがされるようで嫌になる
JK「話って？」
「とりあえず、座ってよ」
ぬなは力なく笑って、俺から少し離れて座った
そんなに時間たってないはずなのに
大分痩せた気がして心配になる
「どうして、急に会わないなんて」
JK「・・」
「言えない理由あるの？」
JK「・・」
黙ったまま、出されたコーヒーを口にする
「ジョングクくんに聞いてほしい話がある」
JK「なに？」
「わたしとドンヘおっぱが別れた経緯」
JK「え」
あんなに話したくなさそうだったのに、なんで今？
「もう知ってるよね？わたしとドンヘおっぱが付き合ってたこと」
JK「うん、ネットで調べた」
「付き合ったのは一瞬だった。でも私にとっては初めての恋人で初めての恋だった」
JK「・・」
初めて聞くぬなの恋愛に、ズキズキと心が痛み始める
黙れ黙れ、自分の心臓にそう言い聞かせた
「でも突然、ドンヘおっぱが別れようって言ってきてね」
JK「え・・？」
「好きな人ができたって」
ぬなのその言葉に、疑問を持った
好きな人ができた？ドンヘさんが？
「ショックだった。あんなに好きだったのに突然別れようって言われて、、わたしはドンへおっぱを恨んだ」
JK「・・」
「それから恋愛に少し恐怖を抱くようになって。これは全部ドンヘおっぱのせいだって」
JK「かかわらないようにしてたんだね」
「そう。そんな時にジョングクくんと出会った」
ふと、連絡先を聞いた時のことを思いだした
懐かしいなぁあれは、どれくらい前のことだろう
あの頃はただ純粋にぬなに一目惚れして、、
「不安だったけど、わたしの事を助けてくれるジョングクくんが段々愛おしいと思った」
JK「え、」
ぬなの方を向くと
目に涙を溜めて俺を見ていた
ドキドキとうるさい心臓が、俺の決意を邪魔する
「この間、ジョングクくんに言われてあの時みたいに逃げようと思った」
「でも、わたしはもう自分の気持ち諦めたくない」
ちゃんと、理由を教えてほしい
ぬなは一筋の涙をながして、
JK「ぬな」
「・・うん」
ぎゅっと手を握る
今の俺には、それしかできなかった
＿
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な む(プロフ) - みんさん» いえいえ！！こちらこそ返信返し嬉しゅうございますぅぅぅ。待っててくださいねんん！！ (2019年4月5日 11時) (
レス) id: ba02855b4e (このIDを非表示/違反報告)
みん - お返事ありがとうございます！！もちろん！！読ませていただきます！！楽しみにしてます！！ (2019年4月4日 13時) (レス) id: a7bbf1aa0e (このIDを非表示/違反報告)
な む(プロフ) - みんさん» みん様！コメントありがとうございます。そのお言葉とてもありがたくてめちゃくちゃ嬉しいですTT近々編集しなおそうと思いますので、その時はまた是非読んでください！！ありがとうございますんん (2019年4月2日 23時) (レス) id: b0f08b24e7 (このIDを非表示/違反報告)
みん - はじめまして！ソシとバンタン好きな私にとって凄く幸せなお話でもう何度も読み返してます！また機会があったら、ソシとバンタンのお話見たいです！ (2019年4月2日 22時) (レス) id: a7bbf1aa0e (このIDを非表示/違反報告)
な む(プロフ) - 麗さん» はじめまして。返事遅れてしまい申し訳ありません、、更新頑張ります！！コメント嬉しかったです！！ありがとうございます！頑張ります！ (2018年12月12日 0時) (レス) id: 1ff846ff5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：な む | 作成日時：2018年3月13日 23時
