# 家政婦ちゃん

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「Aといいます。よろしくお願いします」




顔を上げると、思い思いに散らばっている他のメンバー６人がこちらをじーっと見ていた

うぅ・・そんなみられるとなんか冷や汗やら脂汗やらが、、



「初めまして。最年長のジンです」


よろしくね

キラキラと顔の周りをオーラが包んでいるように見える、王子様ですか？

そんな彼はジンというらしい


JN「代表の姪っ子さんだとか？」

「あ、、、はい」



おじさん話してたんだ



「アイドルに近づきたいから親戚の権限使ったのか」


突き刺さるような痛い言葉を言い放ったユンギという彼

わたしの方には見向きもせず、ソファーに座って携帯を触ってる



JN「こら、ユンギ」

「・・・」



わたしは彼をじっと見て


「そう、思われても構いません」


わたしはただ、ただ

少しでもおじさんの助けになりたいと、そう思っているだけ

与えられた職をいかに大事にできるか。そう一生懸命したいだけ



そんな事、彼らにとっては綺麗ごとだと言うのも分かっている

それでも、すこしでもおじさんの助けになれるなら、、

そう思ったのは本当のことだ





「まぁまぁ！悪い子には見えないよ〜」

「男所帯だから大分散らかってるけど」



お茶らけて言うホソクという彼

ナムジュンという彼が言うようにあたりを見渡すと、脱ぎ散らかした洋服や隅に溜まった埃が目立つ


これはこれは・・掃除し甲斐があるなぁ




「家政婦ちゃんはいくつ？」

一重の可愛らしい顔をしたジミンという彼が聞く


「９３年生まれです」

JM「ぬなだー！」

JN「ユンギといっしょだねー」

YG「・・」


ユンギさんは相変わらず携帯に夢中だ






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