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家政婦として言ってはいけないことを言った気がする
確かに昨晩、みんなの予定を確認したのに動揺してジョングクくんにまた確認してしまったし、、
なにより、ひとりになりたくない・・そんな気持ちでジョングクくんを小さく抱きしめ返してしまった
「・・はぁ」
あれから、ずっと耳にイヤホンをつけて仕事をする。洗濯物を干すときも掃除機をかける時も洗い物をするときも・・それはきっと、今日はオフで部屋にいるジンさんに会いたくないと思ってしまってるから
ジンさんって、紳士で優しい人だと思っていた。でも実際は、女慣れしていたり遊んでいたりするのかな?
トントン_
誰かに肩を叩かれて振り向くと、今考えていたジンさんがニコニコしながらわたしを見ている
JN「A」
「、はい」
イヤホンを取って、彼をちらっと横目に見る
JN「何聞いてるの?」
「皆さんの曲です」
JN「へぇーそうなんだ」
「・・・」
そのことには余程興味はなさそうで、意味ありげにわたしの周りを行ったり来たり
「どうかしたんですか」
JN「んー」
ジンさんは洗濯物を畳むわたしの手を止めて、じっと見つめる。優しそうな顔をしているのに強く握られる手・・やっぱり、怖い
JN「Aはさ、正直誰がいいの」
「・・え?」
JN「とぼけないでよ。俺たちメンバーの中で誰と寝たい」
「は?何言って、」
畳んだ洗濯物の上に乱暴に押し倒され、上にまたがるジンさん。両手首を掴まれて、反抗しようにもできない
JN「俺と寝てみる?今日は二人きりだし」
「やめっ」
両手首を簡単に片手で押さえて、服の中にゆっくりと侵入する彼の手。拒めないそれに必死でもがきながら考えるのは、昼には帰ると言った彼の事
「いやだ、やめてっ!」
TH「ただいまー・・・なにしてんの、ひょん」
その瞬間、帰ってきたのは頭の中にいる彼ではなくテヒョンくん。彼を見たジンさんはわたしの上からそっと退いて
JN「ちょっとからかっただけだよ」
TH「冗談にも程があるよ、ひょん」
JN「まぁまぁ。出かけてくるよ」
「A、明日の朝帰るから」そう言ってジンさんは家から出て行った
TH「大丈夫、ぬな」
「あ、ありがとう」
わたしの服を丁寧に戻して優しく頭を撫でて「怖かったね」って抱きしめるから、まるで痛みを我慢していた子供のように恐怖が一気に吐き出てしまった
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な む(プロフ) - みっきーさん» 初めまして。コメントありがとうございます!!本当に嬉しいです!!これからも読んでいただけると嬉しゅうございます(;;) (2018年12月17日 23時) (レス) id: da857a5ec0 (このIDを非表示/違反報告)
な む(プロフ) - みーさん» ご指摘ありがとうございます。つい癖でテテと書いてしまいました、、テヒョニひょんでした(;;) (2018年12月17日 23時) (レス) id: da857a5ec0 (このIDを非表示/違反報告)
みっきー - とっても面白いです!これからも更新待ってます! (2018年12月17日 7時) (レス) id: 14d5e6f1ca (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - ててひょん...? (2018年12月10日 15時) (レス) id: ac38f53874 (このIDを非表示/違反報告)
なむなむ(プロフ) - う さ おさん» そうです(^ ^)気になりましたらCSSで検索してみて下さい!!応援もありがとうございます( ; _ ; )更新頑張ってまいります!!!また是非読んでくださいね (2018年3月8日 1時) (レス) id: 12b3d1d186 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:な む | 作成日時:2017年12月5日 20時