# ボクラノナツ (ページ4)

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みっつめページ4

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そこまで大きくない本屋さん

少しでも生活費を稼ごうと上京してから始めた。

ぜーんぶお兄ちゃんに甘えるわけにはいかないし

JK「ぬな！」

「おージョングク」

JK「Aぬな、今日も可愛いね」

「ありがとー」

この子は、高3のジョングク

同じバイト先の子で

なぜかわたしの事が大好きらしい

きっと、お姉さん的な感じ？

そんなジョングクはいつも会うと

わたしの事ぎゅぅって抱きしめる

可愛いんだけど、、筋肉質すぎて痛い

端正な顔立ちをしてるジョングクのファンは多く、

その子たちが殺気を放ちながらこちらを見ている

悪いのわたしじゃないんだけど・・

「あ、そういえば」

JK「ん？」

「ジョングク・・海行かない？」

JK「海？ぬなと2人で？！」

「ざんねーん。ジミンとテヒョンとお兄ちゃん」

JK「あーそっかー・・・でも行く！」

まだ日程は決まってないから

決めたら言うね

そう言うと、ジョングクは

本当に嬉しそうに笑いかけた

JK「でも・・」

「どした？」

何かを思いだしたように

何故か悲しげな顔をして・・

JK「一応、兄貴に聞いてみる」

「お兄さん？お兄さんいたんだ」

JK「うん・・おれ、兄貴と2人暮らしなんだ」

「・・そう」

お兄さんの話をしたジョングクは

少し悲しそうな顔をした

その空気で、あまり知られたくないことなのかなぁと

なんとなく察して

「いけるといいねー」

って頭を撫でてやると、ジョングクは嬉しそうにまた

わたしを抱きしめた

ホント・・周りの目が刺さって痛い

でも、可愛いから許す

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