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ベポ)でも………！
ロー)泣いてたから、怪我してたから助けてやれ……なんて、俺たちがすることじゃねぇだろ。
無関係で、どこの誰とも知らない奴を助ける義理なんざねぇんだ。
関わるだけ無駄だ、忘れろ。
ベポ)うー…………！
キャプテンのバカー！！
ロー)なっ………おい、ベポ！！
断られ、納得のいかなかったベポは……ローに向かってそう叫んだ後、少女が走っていった方向へ行ってしまった。
一人残されて……深いため息をつく。
ロー)ったく………あのバカ。
勝手なことを………
放置しようとも思ったが……ベポのことだ。
見つけたら船へ連れてくるだろう。
仕方ないので………ローも少女を捜すことになってしまった。
ベポを捜して歩いていると、少し先の暗がりで見つけた。
木の影から、様子を見ているようにも見えた。
ロー)………何してんだ。
ベポ)あ、キャプテン………！
ロー)勝手なことしやがって………
放置でいいって言っただろ。
ベポ)でも………！
ロー)………まぁ、どうせお前が見つけてきたら、船へ連れてくるだろうからな。
仕方ねぇから、捜して手当てくらいはしてやる。
ベポ)キャプテン………！
ありがとう！！
ロー)………で？
今は何してたんだ？
ベポ)あいつら、あそこの森に入って行ったんだけど………
ロー)…………
ベポの見てる先を見る。
確かに暗い森が広がっているが……盲点にも程、と言える。
おそらく彼ら海賊は、森の中へ入って行ったのだろう。
………出入り口付近に、少女が隠れているというのに。
ロー(あれに気付かなかったらしいな………
慌てて捜していたようには見えなかったが……それにしても、白い服で分かりやすいだろうに。
見つけられなかったのか、あれを………)
木に隠れて身を小さくしていたからか、海賊たちの目には入らなかったらしい。
カタカタと体を震わせて怯えているのが、遠目でも分かった。
ロー)………
ローは、少女の方に近づいて………「おい」と声をかける。
少女)っ………！
ロー)さっきの連中、お前に気付かず森の中へ入って行った。
もう隠れてなくていいぞ。
少女)…………
声をかけたことで、少女がローを見る。
淡い水色の瞳が、弱々しく……そして怯えていた。
よくよく見てみると、手当てしきれていない傷も多く残っていた。
ロー(頬に切り傷、唇の端から血が見える……口の中も切ってるのか？
手や足も……手当てしきれてないってレベルじゃねぇ。
包帯も古いものだ。)
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レスタ(プロフ) - 一応、私の推しがローさんなので、オリ主とローさんでエンディングを迎えるつもりです。今だに『推しオチ』を理解してないですが……上記の通りだと言うのでしたら、可能な範囲で書かせていただきます。まだ未熟な面もありますが、更新をお待ちいただければと思います。 (6月2日 6時) (
レス) id: 7855a2e8dd (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - できればトラファルガーローオチでお願いします🙏 (6月2日 2時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
レスタ(プロフ) - 初めまして、コメントありがとうございます。ローさんオチ……と呼んで良いのかは分かりませんが、こちらはハートの海賊団を中心とした話になります。舞台は映画のスタンピですので、映画の内容とも被ります。 (6月2日 2時) (レス) id: 7855a2e8dd (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - この小説はトラファルガーローオチですか？ (6月1日 23時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レスタ | 作成日時：2023年5月13日 0時
