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リルの目は……どこか虚ろだったのだ。
しっかりと見てるようで、見ていない……そこに違和感を感じていた。
ロー(信じられる筈がねぇ。
海賊に売られてこの島へ来て、自由になったかと思えば……すぐに海軍に見つかり研究に使われた。
誰も、信じられるわけがねぇんだ………！)
どれだけ周りが優しくしても、リルは誰も信じられなかった。
また裏切られる、売られると……不安だったのだろう。
だからか、ローたちのことも信じてはいなかった。
島の人間とは違うと理解していても、怖いものに変わりなかった。
今だって………怖くて不安な筈だ。
何をされるか、分からないのだから。
ロー)お前らがどこまで追いかけてきても……俺が全部刻んでやる………！
もう、リルに手出しはさせねぇ！！
パディック)生意気なことを………！
お前ごときが、俺の研究の邪魔をするな！！
パディックがそう叫んだと同時に、海兵たちが動き出す。
向かってくる海兵に怯みもせず、ローは能力を使って次々と斬り倒していく。
しかし、ローの能力では身体が切断されるだけで、無傷に近い。
が……斬られた海兵たちからしてみれば、切断された自身の身体を見るのは、驚く以上に困惑するものだった。
口々に「うわぁぁぁ！俺の足が………！」や「腕……腕がぁぁ………！」と、混乱するような悲鳴が上がった。
遠くからそれを眺めるだけだったパディックも、さすがに状況が悪いのは察したようだ。
相手はたった一人………なのに、100人近い海兵たちが、容易く戦闘不能にされてしまっているのだから。
パディック)海兵ともあろうものが………たった一人にやられるとは、どういうことだ！？
それでも海兵か！お前たち！！
文句ばかり並べるパディックに、一部の海兵は苛立つも……反論などできる筈もなく。
相手は自分たちより上の人間……上司、とは言えないが、少なくとも極秘研究に加わってる時点で、自分たちよりも位は高い。
文句は言いたいが、それよりも……目の前の海賊を倒す方が優先される。
海兵たちの目の色が変わると、ローもニヤリと笑う。
ロー)そうでなくっちゃなぁ………
簡単に倒れられても困る。
俺一人にここまで手こずってるようなら……他のでも同じことになるからな。
余裕な笑みを浮かべ、海兵たちを煽る。
そんなことをせずとも、こんな軍艦一隻は簡単に沈められるのだが……それだと面白くない。
ローの目的は、パディックを煽って深い傷を負わせることだ。
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レスタ(プロフ) - 一応、私の推しがローさんなので、オリ主とローさんでエンディングを迎えるつもりです。今だに『推しオチ』を理解してないですが……上記の通りだと言うのでしたら、可能な範囲で書かせていただきます。まだ未熟な面もありますが、更新をお待ちいただければと思います。 (6月2日 6時) (
レス) id: 7855a2e8dd (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - できればトラファルガーローオチでお願いします🙏 (6月2日 2時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
レスタ(プロフ) - 初めまして、コメントありがとうございます。ローさんオチ……と呼んで良いのかは分かりませんが、こちらはハートの海賊団を中心とした話になります。舞台は映画のスタンピですので、映画の内容とも被ります。 (6月2日 2時) (レス) id: 7855a2e8dd (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - この小説はトラファルガーローオチですか？ (6月1日 23時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レスタ | 作成日時：2023年5月13日 0時
