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残っていたい……わけがない。
リルは、少し暗い顔をした後……頷いた。
それを見て、ふっ、と笑うロー。
ロー)よし……なら、早く戻るぞ。
あいつらが待ってる。
リル)…………うん。
「戻る」と言われて……嬉しくなる。
戻してもらえるんだと……実感したからだ。
リルの、どこか安心したような顔を見て、今まで安心していなかったと、改めて理解した。
ローはそのまま、リルの手を掴んだ状態で歩き出した。
パディックと違い、リルの身体に気を遣って、力加減はしてある。
リルを連れ出されると分かり、パディックは大声で海賊たちを呼んだ。
パディック)おい！
誰でもいい、こいつを捕まえろ！！
パディックの怒鳴り声を聞き、近くの部屋から海賊たちが現れた。
リルを捜しに来た時は数人だったが……屋敷には何人も居たのだろう。
部屋から10人以上が出てきた。
ロー)また面倒な…………
騒ぎを起こしていいのか？
ここは、島の街長の屋敷だろ？
パディック)ふん……いいに決まってるだろうが！
ここは借りてるとはいえ、私の管轄下にある場所だ。
好き勝手できるんだよ！
ロー)ろくでもねぇな………
そんなんで、女一人に執着してんのか………
呆れてしまう。
屋敷は海軍のものではないというのに、好き勝手しているし……リルのことも、物扱いだ。
これが、海軍に所属している人間だとは思いたくない。
パディックに、呆れた表情と深いため息を向けた。
それを見て、腹を立てたパディック。
キーキーと喚きながら、海賊たちに指示を出す。
パディック)お前たち！
すぐにこの男を始末しろ！！
海賊1)しかしパディックさん………
こいつは………
パディック)なんだ！！
海賊2)こいつは……『死の外科医』トラファルガー・ローです！
億越えの海賊で、最悪の世代の一人………
俺たちが敵うかどうか………！
パディック)そんなもん、知らん！！
傷でも負わせられれば、こっちの勝ちだ！
ロー)…………
怪我を負わせられると……本気で思っているらしい。
相手が誰なのか、理解できていないのだろう。
億越え、最悪の世代と聞いても、怯みもしなかった。
ロー(大抵は、どちらかを聞けば少しは怯むんだが……まさか、興味なくて知らない……なんてことはないよな？
それだったらそれで、こいつが相当なバカだということになるが………
まぁ、それならそれで構わねぇ。)
普通なら、新聞にも載るし海軍の情報網から知れる筈なのだが………
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レスタ(プロフ) - 一応、私の推しがローさんなので、オリ主とローさんでエンディングを迎えるつもりです。今だに『推しオチ』を理解してないですが……上記の通りだと言うのでしたら、可能な範囲で書かせていただきます。まだ未熟な面もありますが、更新をお待ちいただければと思います。 (6月2日 6時) (
レス) id: 7855a2e8dd (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - できればトラファルガーローオチでお願いします🙏 (6月2日 2時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
レスタ(プロフ) - 初めまして、コメントありがとうございます。ローさんオチ……と呼んで良いのかは分かりませんが、こちらはハートの海賊団を中心とした話になります。舞台は映画のスタンピですので、映画の内容とも被ります。 (6月2日 2時) (レス) id: 7855a2e8dd (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - この小説はトラファルガーローオチですか？ (6月1日 23時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レスタ | 作成日時：2023年5月13日 0時
