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ロー(嫌われてると思って、離れようとした程だ。
普通なら、自分を優先する。
なのに、あいつは…………)
あんなにボロボロの姿で、他人を優先した。
リルは……弱くなんかない。
ロー(自由に……してやるか。)
船員たちが気に入ってしまったこともある。
助けたら、そのまま船に乗せるのは確定だろう。
ロー)あー………ついでに、一部屋空けとけ。
どうせ、そのまま船に乗せる気だろ。
ペンギン)キャプテン…………！
ベポ)ありがと！キャプテン！！
俺、リルが使う部屋、綺麗にしとく！！
シャチ)だったら、イッカクの姐さんと一緒の方が良くないか？
リルちゃん、女の子だし。
イッカク)そうね。
ペンギン)空き部屋はそれなりに綺麗にしてるけど……物置みたくなってない？
ベポ)片付けないと………
ロー)…………
いつになくやる気を出しているのを見て……普段からそれくらいになってほしいと思ったロー。
少し呆れたが……今はそれよりも、リルを助けに行かなければ。
ロー)じゃあ、行ってくる。
ベポ)いってらっしゃーい！
ペンギン)ちゃんとリルちゃん、助けてくださいよ！？
これ以上怪我なんかさせないでくださいね！？
ロー)…………
異様に心配するペンギンに、怪訝な顔をしてから……一人、船を降りた。
ローが屋敷へ向かっていたその頃、リルは………
パディック)やっと帰ってきたな！
私の白狼ちゃん！！
リル)……………
嬉しそうに笑うパディックと、悲しそうな暗い顔をしていたリルがいた。
彼女は、一人で屋敷へと戻った。
自分の足で帰ってきたことが相当嬉しかったのか、パディックはいやらしい程の笑みで喜んでいた。
パディック)自分の足で帰ってくるなんて……私から離れたくなかったのだな！！
こんなことは初めてだ！
嬉しくって仕方がない！！
リル)…………
好きで戻ってきたわけではない……と、理解もされない。
分かっている。
過去へ戻ってきても……自分はまた、傷付くだけだ……と。
リル(でも………あの場所には、居られない。
居ちゃ、いけない………)
助けてほしい、と、一言伝えれば……助けてくれただろうか。
そんなことが、頭をよぎる。
だがもう……過ぎてしまったことだ。
リルは、助かることを諦めてしまった。
パディック)自分で帰ってくることなどなかったが……これでようやく、私の必要性が分かっただろう？
お前は、私が居ないとダメなんだ。
一人では生きられないんだ！
だから帰ってきた。
私の元に！！
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レスタ(プロフ) - 一応、私の推しがローさんなので、オリ主とローさんでエンディングを迎えるつもりです。今だに『推しオチ』を理解してないですが……上記の通りだと言うのでしたら、可能な範囲で書かせていただきます。まだ未熟な面もありますが、更新をお待ちいただければと思います。 (6月2日 6時) (
レス) id: 7855a2e8dd (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - できればトラファルガーローオチでお願いします🙏 (6月2日 2時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
レスタ(プロフ) - 初めまして、コメントありがとうございます。ローさんオチ……と呼んで良いのかは分かりませんが、こちらはハートの海賊団を中心とした話になります。舞台は映画のスタンピですので、映画の内容とも被ります。 (6月2日 2時) (レス) id: 7855a2e8dd (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - この小説はトラファルガーローオチですか？ (6月1日 23時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レスタ | 作成日時：2023年5月13日 0時
