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ペンギン)キャプテンの言いたいことも分かりますけど……このままじゃ、本当にリルちゃんが死んじゃいますよ！？
そんなの……放っておけないに決まってるでしょ！！
ロー)…………
ペンギン)キャプテンが嫌がってるのも、リルちゃんを助けることに反対してるのも分かってます……！
でも……それでも、見てられないんですよ！！
あんなにされて、逃げられなくて……本当は、今すぐにでも島から出たい筈なのに、俺らの為に………
勝手なのは分かってます。
だけど、俺………！
ロー)……………はぁ。
まったく………聞きゃあしねぇな、これは。
シャチ)キャプテン………
ロー)お前らが、あいつを助けてぇと言い出すのは……なんとなく予想できてた。
俺が反対しても、聞かねぇだろう……ってこともな。
だが……だからといって、俺が『勝手なこと』をするわけにもいかなかった。
ペンギン)勝手な……こと？
ロー)屋敷であいつのことを調べた。
研究員のこともな。
胸糞悪い話しか出てこなかった。
あんな状態が数年続いて、精神も病ますことなく生きていた………
半分は諦めていたとはいえ、あいつがこれ以上苦しみ続ける必要もない。
シャチ)てことは………
ロー)………助けには、行ってやる。
ペンギン)………！
ベポ)キャプテン………！！
ロー)ただし、俺一人で行く。
俺たちの存在がバレてねぇのは、かなり都合が良いからな。
全員では行けねぇし、あいつ一人助けに行くくらいなら、俺だけでも十分だ。
俺が出ている間に、お前らは船で待機。
すぐに島から出れるよう、準備しておけ。
全員)アイアイ、キャプテン！！
ロー)……はぁ…………
リルを助けられる………それが分かり、船員たちは嬉しそうな顔をする。
呆れるローだったが……彼もまた、リルのことは放置できなかった。
屋敷で知った、彼女の抱える事実は……あまりにもつらいものだった。
ロー(誰も助けてくれない、逃げることさえできない………
そんな毎日を過ごしながら、心が折れることもなかった。
いや……折れる前に、諦めて壊さないようにしていたんだろう。
かろうじて繋ぎ止めていただけにすぎない。
だが、もう……それも終わりだ。)
助けてもらえないと理解し、助からないと諦めて。
それでも生きることだけは諦めてなかった。
彼女は、弱くない。
自分の状況の方が悪くても、他人に優しくできる人間だ。
だからこそ……助ける必要がある。
助けてやるだけの、理由がある。
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レスタ(プロフ) - 一応、私の推しがローさんなので、オリ主とローさんでエンディングを迎えるつもりです。今だに『推しオチ』を理解してないですが……上記の通りだと言うのでしたら、可能な範囲で書かせていただきます。まだ未熟な面もありますが、更新をお待ちいただければと思います。 (6月2日 6時) (
レス) id: 7855a2e8dd (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - できればトラファルガーローオチでお願いします🙏 (6月2日 2時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
レスタ(プロフ) - 初めまして、コメントありがとうございます。ローさんオチ……と呼んで良いのかは分かりませんが、こちらはハートの海賊団を中心とした話になります。舞台は映画のスタンピですので、映画の内容とも被ります。 (6月2日 2時) (レス) id: 7855a2e8dd (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - この小説はトラファルガーローオチですか？ (6月1日 23時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レスタ | 作成日時：2023年5月13日 0時
