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一瞬、頷くか迷ったようだが……そうも言ってられないと思ったのか、すぐに頷いた。
ゆっくりと、眼帯を取ると………
ロー)っ………！
眼帯で隠された右目は……かなり酷い、火傷のような痕が残っていた。
目を開けられてないことから、かなり酷い状態であることが分かる。
ロー(何をされた………？
何かをかけられたような感じだが………)
触れてみると、少しふやけていた。
ロー(泣いたせいか？
いや……目は開けられてないようだから、泣くのは難しいか………
なら、逃げてきた時に汗でも流したせいか。
今もふやけて柔らかくなってるところを見るに、そう時間も経ってない………)
涙かと思ったが、それにしては泣いた跡がない。
涙も流せなくなってしまう程、右目は酷く傷付いているということだ。
ロー(………とりあえず、目の周りは皮膚が弱いから、あまり薬も塗れないが……治す為だ。
塗らないわけにもいかない。)
優しく塗りながら、そんなことを考える。
塗り終わると、新しい眼帯で右目を隠し、手当てを終える。
ロー)………これでいい。
一通りの手当ては終えた。
お前の怪我については、色々訊きたいところだが………
少女)…………
ロー)……まぁ、話したくないだろうな。
表情を見て、そう思った。
あまり口に出したくないことなのか、それとも遠慮してしまっているのか……話そうともせず、ただ複雑そうな、悲しそうな顔をしている。
ロー(理由は分からねぇが……事情を話すのが嫌みたいだな。
こればっかりは、俺では無理そうだ………)
不器用な自分では、圧力をかけてしまうだろう。
少女は相当、周りを警戒して怯えている。
今も、自分たちが普段周りにいる人間とは違うと理解しているものの……やはり見知らぬ人は怖いのだろう。
まだ少し、顔色が悪かった。
ロー(いきなり知らない奴の根城に連れて来られたわけだからな………
そりゃ怖くて当然か。
見た感じ、抵抗する手段もなさそうな女だ。
痛い目だけ見てきた……ってところだろう。)
事情がどうであれ、彼女をこれからどうするべきか………それを考えていると、部屋にペンギンが入ってくる。
「終わりましたー？」と声をかけてきた。
ロー)あぁ……終わった。
診察も一通りした。
右目がかなり酷いが、目が使い物にならなくなってないのが救いだな。
ペンギン)どんな状態ですか、それ………
あんま聞きたくはないけど、その子の状況を知る為ですし………
ロー)……ところで、何か用だったのか？
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レスタ(プロフ) - 一応、私の推しがローさんなので、オリ主とローさんでエンディングを迎えるつもりです。今だに『推しオチ』を理解してないですが……上記の通りだと言うのでしたら、可能な範囲で書かせていただきます。まだ未熟な面もありますが、更新をお待ちいただければと思います。 (6月2日 6時) (
レス) id: 7855a2e8dd (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - できればトラファルガーローオチでお願いします🙏 (6月2日 2時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
レスタ(プロフ) - 初めまして、コメントありがとうございます。ローさんオチ……と呼んで良いのかは分かりませんが、こちらはハートの海賊団を中心とした話になります。舞台は映画のスタンピですので、映画の内容とも被ります。 (6月2日 2時) (レス) id: 7855a2e8dd (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - この小説はトラファルガーローオチですか？ (6月1日 23時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レスタ | 作成日時：2023年5月13日 0時
