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リーバー)俺らも止めるよう何とかするから！
とりあえず、こいつに捕まるな！
ミキ)わ、わかりました……！
とりあえず、ここを出るべき……そう思い、廊下へと走り出す。
当然、コムリンはミキを追って行く。
リーバー)お前ら！
誰でもいいから、あれ止めれる奴捜せ！
ミキが捕まる前に！
タップ)またこうなるのか……
ジョニー)室長のこれ、何とかならないんですか！
班長〜！
リーバー)文句言う前に身体動かせ！
終わってから文句言え！
慌ただしく走り回りながら、リーバー含め科学班総出でコムリンを止めるべく動き出す。
一方のミキは、道がわからないながらも必死で逃げていた。
ミキ(ど、どうしよう……！
慌ててあそこからは出てきたものの……これからどこに逃げれば……！)
まさに『無計画にも程』である。
しかし、あの状況でゆっくり考えるほどの時間もない。
とにかく、逃げるが先だ。
ミキ(とにかく、捕まらなければいいだけのことなんだから………！)
そう思い、走るが……
ミキ)……あっ！
ばたり、と足を捻って転んでしまった。
ミキ)うぅ………いっ……たぁ……………
ぐっきりと捻ったらしく、痛みで動けなくなった。
その間に、コムリンが詰め寄り……至るところから触手のような、手の形をしたものが伸びてきた。
ミキ)あ…………
逃げられない、とわかり、頭が真っ白になる。
考えられなくなった時、どこかからくーの声がした気がした。
見ると、小さな身体でぽてぽてと走ってきていた。
くー)主さま〜！！
ミキ)くー、来ちゃダメ……！
そう言うも、くーはコムリンの下を通り、ミキに抱きつく。
くー)一人にしないで下さいです〜！
寂しいです、一人はつまらないです〜！
ミキ)くー、私……今そんなこと言ってる場合じゃ………
と、言いかけたところで、コムリンの手に捕まった。
そのまま持ち上げられ、機械胴体の中へと収納されそうになる。
ミキ)え、ちょっ………嫌っ！
放してっ！！
くー)主さま！！
くーが必死に抵抗して、ミキを助け出そうとするが…小さな人形の身体であるくーには、コムリンは微動だにしない。
そして丁度、通路の向こう側でリーバーたちとアレン、リナリーの姿が視界の端で見えた。
ミキが捕まってしまったところを見つけ、慌てて近づく。
アレン)ミキさん！
今助けます！
ミキ)アレンさん………
しかし……助かりそうになさそう。
その時、くーが叫んだ。
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レスタ(プロフ) - コメントありがとうございます。そう言ってもらえてよかったです！皆さん、読んでくれるのはすごくありがたいのですが、やっぱり一言もらえると助かります。本当にありがとうございます。 (2020年1月29日 18時) (
レス) id: 3cd98c2f43 (このIDを非表示/違反報告)
シャル♪黒猫愛しすぎてヤバイ(プロフ) - 小説拝見させていただきました。転生ものあまり読んだことはなかったのですが、とても面白かったです！主人公ちゃんがいても全然違和感無かったし、なにより文章の書き方が上手い！！ (2020年1月29日 18時) (レス) id: 6e2bf13c08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レスタ | 作成日時：2019年6月17日 3時
