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それから、次の日。
リナリーに呼ばれて、彼女と一緒に科学班のいる部屋へ。
団服が仕上がった、と言われ、ちょっと驚く。
ミキ)さ、さすがに早すぎませんか………？
リナリー)それがね……ジョニーったら、張り切りすぎたみたいで。
早くに仕立てあげちゃったのよ。
リナリー曰く、『久々に楽しかった』とのこと………
ミキ(まぁ……受け取れるものは早めに貰っておいて損はないか………)
そう思いながら、二人で向かうと……また騒ぎが聞こえる。
ミキ)……なんだか騒がしいですね……？
リナリー)いつものことよ。
さ、着いた…………
と、言葉を止めたリナリー。
ミキも、リナリーが見ているものを見る。
……四肢を持つロボットが、そこにあった。
しかも、何故か白いベレー帽みたいなものを被っている。
ミキ(あれ……あの帽子って……コムイ室長が被ってたのと同じじゃ………)
そう思いながら、呆然と見ていた。
二人の存在に、リーバーが気付く。
リーバー)あ、リナリー、ミキ！
リナリー)リーバー班長、これ………
まさか、兄さんの………
リーバー)まぁた変なロボ造って置いていきやがった。
『君たちの仕事の手伝いになるよ！』なんて言ってたが……信用ならねぇんだよ………
リナリー)……また？
もう……兄さんったら………
ちょっと捜して、みんなを困らせるの止めるように言ってくるわね。
そう言って、リナリーは立ち去った。
ミキは、物珍しそうにロボを見る。
ミキ)へぇ………こんなの、造れるんですね。
リーバー)ほぼ100%、役に立たないけどな。
それより、ミキは団服、取りに来たんだろ？
ちょっと待ってな、持ってくるから。
ミキ)あ、はい。
それだけ言って、リーバーもいなくなる。
まじまじとロボを見ていると、ジョニーともう一人、ぽっちゃりとした男性がやって来る。
ニット帽のような帽子を被った男性は、科学班の一人、タップだ。
ジョニー)あ、ミキ！
もう来たんだ、早いね。
ミキ)はい、リナリーさんと一緒に。
けど、コムイ室長にこれのことを言うって、行っちゃいました……
今、リーバーさんが取ってくるから待ってろ、って………
ジョニー)そうなんだ。
作るの、楽しくなっちゃってさ。
早くに出来上がったんだ。
ごめん。
ミキ)いえ、そんな……
お忙しいのに、私の団服、作ってくれてありがとうございます。
科学班って、皆さん大変そうなのに……
ジョニー)大変だけど、楽しいよ。
な、タップ？
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レスタ(プロフ) - コメントありがとうございます。そう言ってもらえてよかったです！皆さん、読んでくれるのはすごくありがたいのですが、やっぱり一言もらえると助かります。本当にありがとうございます。 (2020年1月29日 18時) (
レス) id: 3cd98c2f43 (このIDを非表示/違反報告)
シャル♪黒猫愛しすぎてヤバイ(プロフ) - 小説拝見させていただきました。転生ものあまり読んだことはなかったのですが、とても面白かったです！主人公ちゃんがいても全然違和感無かったし、なにより文章の書き方が上手い！！ (2020年1月29日 18時) (レス) id: 6e2bf13c08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レスタ | 作成日時：2019年6月17日 3時
