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それからコムイに言われ、科学班のいる場所へ。
科学班に、『ジョニー』という男性がいる。
その人が、教団の団服を仕立ててくれているのだ。
きょろきょろと見回しながら、言われた場所へとゆっくり歩く。
と、ギャーギャーと騒がしい場所に出た。
おそるおそる覗いてみると……
ミキ)………ここ、かな………？
騒いでいるのは、白衣を羽織った男性たち。
みんな、目に『くま』が出来ている。
ミキ(わあぁ…………ここっぽいなぁ………
というか、ここなんだけど……どうしたんだろう、この騒ぎ………)
入るのが気まずいな……と、思っていた時だった。
背の高めの、まとめ役のような男性がミキに気付いた。
リーバー)お！来た来た！
こっちだ！
コムイから聞かされていたのだろう。
手招きした。
リーバー)初めまして。
俺はリーバー・ウェンハム。
科学班の班長だ。
ミキ)えっと、ミキと申します。
あの、ジョニーさんって方に会うように言われてきたんですけど……
リーバー)団服の採寸、だろ？
けど……悪いな。
丁度よく、あいつ倒れて運ばれたばっかりでな……
ミキ)た…倒れて運ばれた……！？
あのっ……大丈夫なんですか……！？
リーバー)大丈夫だ、いつものことだから。
医務室で点滴、打ってる頃だろ。
さも当然のようにそう言ったリーバーに、そういえば……と思い出す。
ミキ(ジョニーさん、体力ないんだっけ………)
漫画で、何度か倒れて点滴を打っているらしい……ということが書かれていた気がする。
ミキ)じゃあ……どうしたら………
リーバー)採寸が無理なら、ちょっと回ってきたらどうだ？
まだ慣れないだろ、教団の中。
迷いやすいから、迷子になる奴とかいるしな。
ミキ)あ、私、なりそう………
リーバー)なら、尚更じゃないか。
ジョニーが戻ってきたら呼ぶから、見てこいよ。
ミキ)はい、わかりました。
リーバー)あ、なら、暇な奴呼んで案内させた方がいいか……
ちょっと待ってな、誰か捜してくるから。
ミキ)いえ、そんな……皆さん忙しいでしょうし、一人で………
と、話してる時だった。
修練場から戻ってくる途中の神田を見つける。
リーバー)お、おーい！神田！
神田)………？
リーバー)この子に、教団の中、案内してくれないか？
ジョニーが倒れて採寸、出来なくなって………
神田)……また倒れたのかよ。
リーバー)これから暇な奴を……と、思ったんだけど、この子に気ぃ遣わせちゃったみたいで。
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レスタ(プロフ) - コメントありがとうございます。そう言ってもらえてよかったです！皆さん、読んでくれるのはすごくありがたいのですが、やっぱり一言もらえると助かります。本当にありがとうございます。 (2020年1月29日 18時) (
レス) id: 3cd98c2f43 (このIDを非表示/違反報告)
シャル♪黒猫愛しすぎてヤバイ(プロフ) - 小説拝見させていただきました。転生ものあまり読んだことはなかったのですが、とても面白かったです！主人公ちゃんがいても全然違和感無かったし、なにより文章の書き方が上手い！！ (2020年1月29日 18時) (レス) id: 6e2bf13c08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レスタ | 作成日時：2019年6月17日 3時
