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コムイ)なんてことだ………
本当に、君は一体………
ミキ)………
何も、答えられない。
言ったところで、信じてはもらえないことだ。
異世界から転生してきた、なんて………
ヘブラスカ)………名前は、ミキ……と、言ったか………
君は……何かを、抱えている………
ミキ)え………
ヘブラスカ)今は……言えずとも……いつか、話してあげて……ほしい………
誰も…否定は、しない………
ミキ)………はい…………
返事をすると、ヘブラスカは降ろしてくれた。
彼女には……わかっているのだ。
異世界転生者であることを。
ミキ(ヘブラスカには、何も隠せないね………)
いつか、話せるのだろうか。
不安になりながら、くーが心配そうに見ていた。
ミキ)くー………
くー)主さま………
コムイ)……人形が………？
ミキ)あ………
コムイの前では、まだくーが喋ったところを見せていない。
ミキ)えっと……紹介が遅れてすみません。
この子、くーって言うんです。
私の、大事な子なんです。
くー)ボクは主さまに仕えてるです！
コムイ)これがくー、か………
どういう仕組みで動いているのかな？
くー)し……仕組みなんてないです！！
身の危険を察知したくーが、慌ててミキの後ろへと隠れる。
コムイ)冗談だよ。
それより、ヘブラスカの言葉だ。
あれの意味を、君はわかっているんだよね？
ミキ)……はい。
コムイ)………わかった。
今は訊かないよ。
訊かれたくないこと、なんだろうしね。
でも、いつか話してくれるかい？
僕たちは『仲間』なんだ。
ミキ)………はい。
いつか話す……ことが出来るのなら。
その言葉に、どこか救われた気がした。
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レスタ(プロフ) - コメントありがとうございます。そう言ってもらえてよかったです！皆さん、読んでくれるのはすごくありがたいのですが、やっぱり一言もらえると助かります。本当にありがとうございます。 (2020年1月29日 18時) (
レス) id: 3cd98c2f43 (このIDを非表示/違反報告)
シャル♪黒猫愛しすぎてヤバイ(プロフ) - 小説拝見させていただきました。転生ものあまり読んだことはなかったのですが、とても面白かったです！主人公ちゃんがいても全然違和感無かったし、なにより文章の書き方が上手い！！ (2020年1月29日 18時) (レス) id: 6e2bf13c08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レスタ | 作成日時：2019年6月17日 3時
