隠された十三人目

10話 ページ13

Noside

有「この大会に“優勝”というものはない。

勝って得られるのは“名誉”のみっ！！

だがっ！だからこそ戦う意味がある！！




では諸君、死なない程度に派手に激しく

カッコ良く…日々の研鑽と修練の成果を

大いに披露してくれたまえっ！！！！」

陰陽頭こと土御門有馬の一声で始まる

“御前試合”

出場するは“十二天将”とその傘下。

そして“焔魔堂家”を立ち上げた“焔魔堂ろくろ”

陰陽師達の戦いの幕が今、上がる


Aside

始まった！御前試合！！生で見れるって

やっぱすごい！

最初の試合は…

『“十二天将”膳所美玖…あっ美玖殿だ！！

対するは…？鸕宮家…天馬の傘下か…んーと

武しゅう口フグ代ぉ？んなの傘下にいたの？』

初めて聞いたなぁ。天馬も傘下にいたこと忘れてそう笑←正解

“見た目は少女っ、中身はゴホンゴホンッ
ロリ婆って言った奴はブッ殺す！！

膳所家当主・十二天将〔大陰〕
膳所ぇ〜〜〜美玖ぅ〜〜〜っ！！！！！”

美「実況あとでブッ殺す！」

“すいませんでしたぁぁぁ！！！”

み『美玖殿ぉ！！頑張って！』

美(！A…来てたのか)

“相対しますは…出た〜〜〜っ出ました〜〜っ！！

女性陰陽師、最大最高最重量！！

魂よりも脂肪を燃やせ！！

鸕宮家傘下、武しゅう口フグ代ぉぉ〜〜！！”

何かすごいけど…。美玖殿が勝つんじゃ無いかなぁ。

『…！』

天馬グッ！てしてるけど分かってんのかなぁ？誰かって

あとみたらし美味しそう…

_________

いやぁ試合ほぼ圧勝だったなぁ。

フグ代サンは油断しすぎなんだねぇ。

どっか歩き回ろうかなぁ。、あっ食べ物売ってる場所あったな

何処かなぁ。…あっあった！


ん？あれは

？「すいませ〜ん！ホットドッグと〜

ポテトと〜♡」

憲「もうすぐ試合だってのに肝の太ぇ野郎だな」

憲剛と…あっ！

勘ちゃんと戦う焔魔堂ろくろか…双星の陰陽師の

どーしよ…でてったほうがいいのか…。

秘密の話かもしれないし、戻ろー


『甘味が足りない…糖分不足か…！？』

？「なぁにやってんスか？」

『！勘久郎！いや甘味が足りないなぁって』

勘「甘味が足りないって…ちゃんと見てんスか？試合」

『見てるよ？あっでも女子のしか見てないな…だから憲剛のとか見てないや。でも』

勘「でも…何スか」

『勘久郎のはちゃんと見るよ？




双星の片割れなんでしょ？相手』

勘「まぁ」

『んふふ〜、楽しみにしてる』

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