名探偵に隠し事 ページ27
片付けやら修復で皆が忙しなく動き回っている中。
江「また殺人事件の解決依頼だよ！この街の市警は全く無能だねえ。僕なしじゃ犯人ひとり捕まえられない。でもまあ僕の『超推理』は探偵社、いやこの国でも最高の異能力だ！皆が頼っちゃうのも仕方ないよねぇ！」
そして乱歩さんが敦の取ろうとした本を踏んでしまう。
敦「乱歩さん、その足元の本横の棚に戻さないと。」
江「これは失礼。はいどうぞ。」
え…？ってなってる。
あ、ほらじと目に変わっちゃった。
普通の人は相手に取らせないもんね。
ｻｯ
国「頼りにしています、乱歩さん。」
国木田さんが動いた。
敦ぽかーんとしてる。
江「そうだよ国木田！きみらは探偵社を名乗っておいてその実、猿ほどの推理力もありゃしない。皆僕の能力『超推理』のお零れに与っているようなものだよ？」
宮「凄いですよね『超推理』。使うと事件の真相が判っちゃう能力なんて。」
国「探偵社、いえ、全異能者の理想です。」
江「はっはっは、当然さ。」
流石だよね〜！でもここで乗っかっちゃったら疑われちゃうからね。
心の中に留めて置かないと。
国「お前ら、ここはいいから乱歩さんにお供しろ。現場は鉄道列車で直ぐだ。」
うんうん…ってえ？私も！？
敦「ぼ、僕たちが探偵助手ですか？」
江「真逆、二流探偵じゃあるまいし、助手なんて要らないよ。」
じゃあ…って顔してる。
『じゃあ何故一緒に動向する必要が有るのでしょうか？』
知ってるけど一応乗っておく。
江「僕、列車の乗り方判んないから。」
…２６歳児か！？
いや知ってたけど！！
そんなこんなで私たちは乱歩さんに同行することになった。
ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ
揺れるリズムに沿って頭も揺れる。
寝そう…
因みに席は私と乱歩さん、少し離れた所に敦となっている。
席が空いてなかったんだよね。
『…ｺｸｯｺｸｯ』
正直に言おう。寝そう。まじで眠い。
江「…ねぇ、君はどこから来たの？」
ﾋﾞｸｯ
いきなり話し掛けないでほしい。
って、この人今なんて言った？
君は
『！？』
嘘でしょバレてる？
江「そんなにビビらなくていい。君は、何を背負っているの？」
『…………はは、名探偵に隠し事は無理か。』
いずれ太宰さんか乱歩さんにはバレると思ってたけど、随分とはやいなぁ。
『…第一に私は、この世界の人ではありません。』
江「やっぱりそうか…」
『そして第二に私は、＿＿＿＿＿＿＿＿＿。』
江「＿＿＿っ！？」
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ピースサイン(プロフ) - ナミさん» 見つけられましたか！良かったです！ (2020年8月19日 6時) (
レス) id: a5dbe8ac76 (このIDを非表示/違反報告)
ナミ - ありました。本当にご迷惑をかけて申し訳ありません。全然見にくくないですよ！私が気づかないだけで。兎に角ご迷惑をおかけしました。 (2020年8月19日 1時) (レス) id: 134760d3d6 (このIDを非表示/違反報告)
ピースサイン(プロフ) - ナミさん» 見にくかったですかね？すみません！ (2020年8月18日 21時) (レス) id: a5dbe8ac76 (このIDを非表示/違反報告)
ピースサイン(プロフ) - ナミさん» https://uranai.nosv.org/u.php/novel/etolie4/載ってますかね？載っていなかったら本編の８話「報告」というページから飛ぶか、作者の作った作品一覧から選んで頂けると載っていると思います！ (2020年8月18日 21時) (レス) id: a5dbe8ac76 (このIDを非表示/違反報告)
ナミ - いきなりですみません番外編が何処に載っているのか分からないので教えてもらってもいいでしょうか？自分でも探して見たのですがなかなか見つからなくて本当にすみません。本編は、分かったのですが、本当にご迷惑をかけてすみません。本編は、見させて貰いました。 (2020年8月18日 20時) (レス) id: 134760d3d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピースサイン | 作成日時：2020年8月1日 20時
