余命宣告、一週間。ぶりっ子なんてもう辞めます！【リドル・ローズハート】

オクタヴィネルとディアソムニア ページ6

放課後、適当に外を歩いていたら

何処か見覚えのある人影を見つけた

背高いし…ジェイドっぽいな？

いやでもなんか違う

あれそういえばぶりっ子やってた時ジェイド双子がいるっていってたな

確か名前は…

『…フロイド、だっけ？』

「！？…豚ちゃん…ﾎﾞｿｯ」

え、待って声に出てた？？

というか豚？え、この人にも豚呼ばわり？？

『あっいやなんでも無いです！失礼しました！！』

こういう時はさっさと退却するに限る

その時

「何をしているのです？」

あれ？この声って…

『ジェ、ジェイド…ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ』

「ふふ、さっきぶりですねAさん」

ふふじゃねえ！！

『ああ、もうリドルーーーーーー！！！』

怖えんだよこの双子！！

というかオクタヴィネル自体怖い！！

ﾀﾀｯ

「どうしたんだいA、ってフロイドとジェイド？」

『リドルー！この双子怖い！！助けて！』

ジェイド朝なんか呟いてたし！

フロイドぶりっ子やってた時めっちゃ不機嫌で怖かったし！

「う、うん…？？ああそれとA、ディアソムニアの寮長と副寮長が来ている。キミに会いたいだとさ」

え、今リドルなんて言った？？でぃあそむにあ？あの？

それに寮長？ハブられてる？←

副寮長ってリリア先輩じゃん

『私リリア先輩苦手なんですけど…』

そう、あの人事あるごとに脅かしてくるのだ

何度本性がバレると焦ったことか…

「大丈夫、…多分ﾎﾞｿｯ」

聞こえてますよ！？！？

「おやおや、Aさんはお客が来ているようですね？モストロ・ラウンジに招待しようかと思いましたが…また今度にしましょう」

『え！？』

そんなことしようとしてたの！？

「…さあA、早く行くよ」

ずるずると引っ張られ、引き摺られたまま寮に連れて行かれた

痛い痛い！あと視線も痛い！

つまり肉体的にも精神的にも痛い！

「着いたよ」

知ってますとも！ええ、私もハーツラビュル寮生ですから！

え、初耳？すみません←

「おお！久しぶりだなA！お主に会えて良かったぞ！」

リリア先輩…会いたくなかった←

『何の用ですか…』

マレウス先輩はまあいい

リリア先輩はダメだ！

「いや、お前の性格が大きく変わったと噂になっていてな」

「それで見に来たという訳じゃ！」

「ふん、どうやら噂は本当だったようだ」

「確信はなかったのかい？」

「くふふ、どうにもマレウスには情報が届かのうて」

笑い方は独特だけど一寸紅葉姐さん思い出す

『寧ろ届かなくていいです…』

ディアソムニアには会いたくない、切実に！

夢主ちゃん詳細→←ぶりっ子という仮面を脱ぎ捨てた少女

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