Episode4 ページ4
ベッドに横たわった侭の私の手を引き優しく身体を起こしてくれた彼は
「 こんにちは 〜 」
独特の関西弁訛りがやけに明るくそれに負けない優しそうな笑顔
「 俺が来てなかったら陸さんに襲われてたで 」
『 はい .. 』
「 あ − 待って . やっぱり俺も 」
優しく肩を押されさっきまで寝ていたベッドにもう一度 沈められる
まっすぐな瞳に見つめられると反抗したい気持ちとは裏腹に身体が全く動かなくなって .
小さく落とされた口付けは駄目だと分かっているのに受け入れてしまう
『 .. っ 、 』
「 もうやめとくわ . 陸さんに怒られる 」
またクシャッとした笑顔を浮かべ私から離れる彼の腕を無意識に掴んだ
「 ん ? なに ? 」
『 .. えっと 』
「 まだ足りひんかった ? 」
私の手を取りそのままグイッと引っ張られあっという間に彼の腕の中へと閉じ込められる
苦手な筈の香水だけど何故かこの人の香りはすごく落ち着いて . 思わず身体を預けてしまう
「 ここが俺の部屋やったら良かったのに 」
そう言うと私の頬をふわりと撫でてまた小さく口付けを落とす
「 あ 、俺のことは しょうご って呼んでな 」
『 しょうごさん 』
「 まぁええわ . 名前なんて言うん ? 」
『 Aです 』
「 Aな 、可愛いやん 』
「 あかん . 早よ行かな怒られる ついて来て 」
私の腕を掴むと早足で陸さんの部屋から出て少し歩くとV.I.P. room のメインホールとも呼べるソファのある部屋に出た
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ほくぶー(プロフ) - kuroさん» 健太くんのpinkお願いします! (2020年9月25日 1時) (レス) id: c26ab928bd (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - リクエスト失礼します!しょへのpink見てみたいです! よろしくお願いします(^^) (2020年9月24日 22時) (レス) id: a4e7eb1500 (このIDを非表示/違反報告)
kuro(プロフ) - りっくんのpinkをお願いします (2020年9月24日 20時) (レス) id: 9fced94ca2 (このIDを非表示/違反報告)
如月亜莉亜(プロフ) - やましょーさんのpinkお願いします! (2020年9月24日 13時) (レス) id: acb6124742 (このIDを非表示/違反報告)
愛由菜(プロフ) - いわしょうのpink見てみたいです! (2020年8月25日 23時) (レス) id: b974b4aa99 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2018年3月31日 22時