私、パニック障害です。6

83-降谷過去- ページ5

-三年半年前-









「で、
いつまでこれを俺に
預からせるきなんだよ、松田は」








必ず取りに行くと言ってるけど、
たまに色々と忘れるのが
松田の性格だ。




泊まりに来る度に
何かしら忘れていき
取りに行くと言って未だに
取りに来ない常習犯だから
僕としては不安な面もある。









松「まあまあ、
そんな顔すんなって降谷。
その時はお前にも紹介したい奴を
連れてくるから大丈夫だって
さっきも言っただろ。
俺を信じろよ、な！降谷！」





「はぁ…」






まあ…気長に待ってることにするか。





これは長い期間
預かるの確定だな、うん。









松「そうそう。はい、これ。」





「なんだよ、これ」






松田がいきなり
茶封筒を渡してきた。





松「あーうん…
ちょっと大切な物が入ってるから
これも一緒に預かって
ほしいんだよね」





松田にとって僕の家は
お前の物置部屋か！！







松「その茶封筒の中身、
降谷にも関係してるからさ」




「なんで僕もなんだよ」






松「それは半年後の
お楽しみってことで！
半年後に必ず取りに行くから
その茶封筒まだあけるなよ？」








松田じゃないから
勝手にあけないっつーの。

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