私、パニック障害です。

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どうやら私が思った通り
コナンくんは大の
シャーロック・ホームズ好き。








哀ちゃん曰く、




" 彼は好きを通り越して
ホームズオタクよ " らしい…。









コ「どう？行かない？」






うーん…


気持ちは行きたいよ？








図書館の本も読み尽くしちゃったし、
家にある本も何回も
読みすぎてストーリーどころか、
どのシーンが何ページにある
まで把握してるぐらいだし。









行きたいんだけどね…




「また発作起こしたらどうしよう」







流石に初対面の新一兄ちゃんって方に
ご迷惑をかけるわけにもいかない。









コ「大丈夫だよ！
その時は僕も一緒に行くし、
隣の家には灰原と博士が住んでるから
心配することはないよ」








" だから行こう？ "





なんて、
コテッと首を傾け
そう私に聞くコナンくん。









哀「まあ、
家にずっと一人でいるよりは
いい気分転換になると思うわよ」









気分転換…か。








人混みや建物の中に
行くわけじゃないから
大丈夫…だよね。






それにコナンくんもいるなら。









「うん、
じゃあ、行こう…かな」






コ「ほんと？やったー！」







なんて喜ぶコナンくん。








そんな時に、


ピーンポーン


と家のチャイムが鳴った。









コ「僕が出てあげるよ。
A姉ちゃんは
ここで待ってて」





それだけ言い、
コナンくんは走って
玄関へと向かってしまった。









＊＊




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