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「そろそろ私、
失礼しますね」






店内の時計を見ると
1時を指していた。







長居して
安室さんの迷惑になるのもいけない。









透「僕、15時に上がるので
家まで送って行きますよ。
2時間ぐらい待たせることに
なってしまいますが」






「そんな…悪いです。
助けていただいただけでも
迷惑掛けてしまったので…。
もう大丈夫なので
お気になさらずに」









さすがにこれ以上は…。









歩「じゃあさ!
歩美たちがAお姉さんを
家まで送ってあげようよ」






光「それはナイスアイデア
ですね!歩美ちゃん」









…へっ?









透「それはいいですね。
子供たちがいれば
僕も安心です」








なんて、
子供たち以外にも
安室さんまで納得してる。









元「なら、早く行こうぜ」






「え、あの、ちょっと」








私の話なんて
聞く様子もなく、
私の手をグイグイ引いている子供たち。









透「気をつけて帰って下さい。
今度は元気な時にでも
ポアロにきて下さいね」






と、
ヒラヒラと手を振る安室さん。









「あ、はい。
ありがとうございました…」







私はペコリと頭を下げ、
子供たちと一緒に
ポアロを出た。

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ミコミコ - 私はこのお話を約半年前に見つけました。パニック障害というものをあまり知らなかった私にとって、とても勉強になります。作者様も、お身体には十分気をつけながら、更新等を頑張ってください。 (2021年12月13日 18時) (レス) @page16 id: f5d7639b7a (このIDを非表示/違反報告)
伊月 - さとふぁむさん、はじめまして!いつも、この作品を見て、私も頑張ろうって思ってます。素晴らしい作品を、ありがとうございます(σ‐σ*) (2020年4月12日 16時) (レス) id: 34a45304c1 (このIDを非表示/違反報告)
SIROKUROHOTARUBI(プロフ) - 祈っています。更新、頑張って下さい。(無理はダメですよ!)応援しています。字数の関係でコメントが2つに別れてしまいすみません。 (2018年12月10日 0時) (レス) id: 88acc6ce64 (このIDを非表示/違反報告)
SIROKUROHOTARUBI(プロフ) - こんにちは。私は今までパニック障害などの障害をあまり理解できていなかったので、この作品を通して理解を深めていこうと思います。そして、障害で悩んでいる人が少しでも気が楽になるよう、私もできることがあれば頑張ろうと思いました。より多くの理解者が増えるよう (2018年12月10日 0時) (レス) id: 88acc6ce64 (このIDを非表示/違反報告)
シオン - こんにちは。私もパニック障害です。家族からは敬遠され、私一人だけなんだ…と悩んでいましたが同じ障害を持つ方がいて安心できました。小説がとっても面白かったです!(無理せず)頑張って下さい! (2018年11月10日 21時) (レス) id: fd8ff30996 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:alicexxx0508 | 作成日時:2018年6月11日 23時

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