りゅうにぃ ページ11
「 ただいま 〜 」
「 お 、 A、おかえり 〜 」
この人は私の義理の兄、藤井流星ことりゅうにぃ 。
「 りゅうにぃ 〜 」
「 何や、学校で何かあったんか？ 」
「 色々ありすぎだよ 〜 。もうしんどい 〜 〜 」
りゅうにぃは、本当の私も偽りの私も全て知ってる 。だから、何かあったら必ずりゅうにぃに相談している 。
まぁ、かなりの天然だけど、真面目になるとすごいんよな 。ほんと頼れるわ 。
「 今日さ 〜 ……… 」
私はりゅうにぃに今日の出来事を全部話した 。
「 ん 〜 そうか 〜 。まぁ確かにそれは驚くよな 〜 。 俺も多分聞きに行くと思うで 笑 」
「 やっぱそうよな ！気になるよな ！でもさ、ほんま興味ないんよ 。でも、うーん、気になるんだよな 。うわあ 〜 」
今、とてつもなく頭がごちゃごちゃしてる 。
「Aはさ、何でそんなに転校生くんの事気になるのか 〜？ 」
う、りゅうにぃよ。そこ掘るか、、、 。
「 うーん。何だろ 。何かさ、時々見せる儚い顔が昔の私に似てるな 〜 て 。というか、何か何処かで見たような … 。ま、それはないか 」
「昔で思い出したんだけどさ、A ………「あー！！りゅうにぃ！！！」
「なんや 、いきなり大きな声出して 」
「私、今日の夜ご飯、食材買おうとしてたのにスーパーいくの忘れたんだけど。」
「は？A何しとんねん 笑 俺より天然やな 〜」
「 いや！りゅうにぃだけには言われたくない！！りゅうにぃだけには、、、」
「おまっ、2回も言うなや！笑 何気に傷付くねん 。」
「ごめんて 笑 。まぁいいや、とりあえずスーパー言ってくるわ 〜 待ってて 〜」
「 ほ 〜 い 」
そして私は、スーパーに向かうため家を出た 。
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作者名：Risato | 作成日時：2018年5月25日 15時
