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番外編3 ページ27

SIDE urt

「……あ“ー…」

目がさめると、声がやばかった。

風邪、かなぁ…

コンコン

「うらたーん?ご飯できたけどー!」

センラがドアの外から叫んでる。

返事をしなきゃと思うものの怠くて起き上がれない。

「うらたん?入りますよー?」

ガチャ

「もー、起きてるやん!って、なんか顔赤ない?えっえっ風邪?」

「う"ん"……ごめん……」

「坂田連れてくるわー!」

坂田ー、と呼びながら出ていくセンラ。

『…あれ、うらたさん?おはよう、ドア開いてるけど、いいの?』

A…

『失礼しまーす……あ、うらたさん!おはよ…って、え!?熱っ!ちょ、ちょっとまってて!』

一瞬でどこかから戻ってきたAの手には、氷嚢と体温計、飲み物など色々なものがあった。

『ごめんね、ちょっと冷たいかも』

慣れた手つきで俺の額に氷嚢を乗せる。

いつもは投げ出すほど冷たいこいつだが、今となってはありがたい。

「ん"……あ"り"がと"……」

『声やばいよ!?もう黙って寝てて!』

「うらたーん、坂田叩き起こしてきたー…って、Aちゃん!?なんでいるん!?」

『え、たまたま通ったらドアが開いてたから……』

「ずっとうらさんと二人きりやったんか!?」

…うるせぇ…

こっちは病人なんだよ、少しくらいだまれよ…

「おいおい、うらたさん病人だから。静かにしないと回復した時しめられんのセンラと坂田やぞ?」

ナイスまーしぃ!!!

いつもは変態だけど!!((

『じゃあ、あとはさかたんに任せるね?私今日出かけるから!』

「え、どこ行くん?俺も行きたい!」

『だめ!お友達とだから!』

あからさまに落ち込む坂田。

つか、眠れねぇ……()

「じゃ、センラたちもでましょか」

「そやなー」




「…なんで休日にまでうらさんと2人にならなあかんの!せっかくAとイチャイチャしよー思ってたのに!」

こいつ、俺が寝たと思ってやがる。

これは、回復したらしめよう。

「ふぁぁ、俺も寝よっかなー」

いや、看病する側が寝るの?

普通逆じゃない??

「…スゥ…スゥ……」

…寝やがった。

*→←*



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ちょこ - 更新が止まってます!戻ってきてください!続き楽しみに待ってます!(´;ω;`) (2021年6月27日 20時) (レス) id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
恋花レンカ - しゅあ。さんお誕生日おめでとうございます!いい年になるといいですね! (2019年12月2日 17時) (レス) id: 8916eccc14 (このIDを非表示/違反報告)
恋花レンカ - すごくドキドキして、面白いです!応援してます! (2019年11月27日 1時) (レス) id: 69d112bb58 (このIDを非表示/違反報告)
ミト - 初コメ失礼します。すごく面白かったです!更新頑張ってください。 (2019年11月25日 0時) (レス) id: d0ac5e5cac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しゅあ。 | 作成日時:2019年10月26日 0時

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