第96話 ページ6
「ねェ」
「何ー？」
「いつまでここに居られるの？」
リビングでくつろいでいると、ミトさんが話しかけてきた。
「ん―――一ヶ月ちょい......かな」
「そしたら今度はジンを探しに行くのね」
「......うん！」
そう返事するとミトさんは隣の部屋に何かを取りに行った。
そして、差し出されたのは頑丈そうな箱だった。
「これは......ジンから預かってたものよ。あなたがハンターになったら渡してくれって」
「！(親父がオレに......)」
「教えるわ、私がジンについて知ってること」
ミトさんに親父のことを色々と教えてもらった。
ミトさんの話によると、親父はミトさんの従兄らしい。
親父が試験を受けたのはオレと同じ１２歳になる少し前だったとか。
そして何より、この箱はミトさんが何回も捨てたんだって。
......気をつけないと。
ミトさんが知ってるのはもうそれくらいだ。
「ミトさん、もっと聞かせてよ！！ジンが小さかった時の話！！」
オレがそう言うと、ミトさんは驚いたような顔をした。
......やっぱりオレが言うと変かな？
でも、名前で呼んだ方がなんかしっくりくる気がする。
その後、夜までジンについて話していた。
・
＿翌日＿
「なるほど〜」
「んでこれがその箱な。？あれ、これどーやって開けるんだ？」
「うん。いろいろ試したんだけど、どうしても開かないんだよ」
「ちょっと力入れていいか？」
「いいよ、オレもやったから」
「んがっ！！」
オレが全身全霊を込めて箱を開けようとしても、箱はピクリとも開かなかった。
かてーな、この箱！
「だめだな、フツーの箱じゃねーよ。ただの鉄箱だったら溶接されてたってねじ開けられるのに」
「うん......あ、Aだったら開けられるかも！」
「僕？前半空気だったよね......」
僕ですか？最初からいましたから！
「お前のゴリラ並の怪力だったらいけんじゃね？」
「うん、そーだね！まずはキルア君の頭で試してみよっか！」
「すいませんでした」
「よろしい。でもさ、ゴンやキルアでも開かなかったんでしょ？なら僕が開けられるわけないよ......ん、待てよ？ゴン、ハンターになって得た物があるでしょ？」
「ハンター証！！でも差し込み口とかもどこにもないよ」
「違うよ！念だよ念！！」
「あ......」
ハンター証出してどうする！
「「「！！！」」」
ゴンが箱に念を加えると、突然眩しい光に包まれた。
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マリン - これからも頑張って下さい。 (2015年2月21日 21時) (
レス) id: 7e41a2a245 (このIDを非表示/違反報告)
マリン - 興奮しすぎました。スミマセン<m(__)m> (2015年2月13日 22時) (レス) id: 7e41a2a245 (このIDを非表示/違反報告)
マリン - 久しぶりの更新！！Foo↑(´∀｀∩)↑age↑└(└ 'ω')┘ﾖｯｼｬァァァァァァ＼( 'ω')／ﾋｨﾔｯﾊｧｧｧｧｧｧｧｱ！！！ (2015年2月13日 22時) (レス) id: 7e41a2a245 (このIDを非表示/違反報告)
しゆう(プロフ) - 久しぶりの更新でしたね。ずっと待ってました！これからも頑張ってくださいね！ (2015年2月9日 7時) (レス) id: 056179e495 (このIDを非表示/違反報告)
マリン - 面白いです。更新よろしくお願いします！！続きが気になります！！ (2015年1月12日 22時) (レス) id: 7e41a2a245 (このIDを非表示/違反報告)
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