第94話 ページ4
「やめろキルア！！」
「放せ！！」
「「やだ！！」」
三人の争う様子の声が気になったミトさんが様子を見に来た。
三人の争う姿に目を見開き、
「やめなさい三人共！こんな時に何してるの！？「こうなったらおしまいさ。先がない以上、生きている価値はない......だから」
「だから苦しまないように死なせてやるのさ！！」
キルアは自分の手を変形させた。
キルアはもう、何を言っても聞かないようだ。
「もうこいつは終わりだ。何をやっても無駄さ！オレには分かる！！」
「馬鹿を言わないの！無駄なことなんて一つもないわ！！」
「そうだよキルア！！」
「ぐっ！」
キルアは、止めようとしたミトさんを突き飛ばそうとした。
「ミトさん危ない！うわっ！」
ミトさんを庇い、Aは激しく壁に叩きつけられた。
「キルア！！」
「......」
キルアが、コン太の子供に手をかけようとした瞬間......
乾いた音が鳴り響いた。
「......A」
Aがキルアを叩いたのだ。
「命に......命に価値なんか必要！？この子はまだ生きたいって思ってる！僕はたくさん見てきた......生きたくても生きることが出来ない人達を！確かに、苦しむくらいなら死んだ方がマシかもしれない。だけど、必ず自分を大切に思ってくれてる人がいる！その人も悲しませることになるんだよ！」
そう言うAの頬には涙が伝っていた。
「！......」
ミトさんも静かに話し始めた。
「そうよ、命を価値なんかで図らないで！この子は生きることを諦めてない。生きるために戦っているのよ。わかるでしょ？生き続けたくても出来なかった人もいるんだから！......それをそんな簡単に。貴方は命の大切さを教わってこなかったの......？」
「......」
キルアはひどく辛そうな顔をし、静かに立ち上がると部屋の隅に座り込んだ。
「オレが教わったのは殺しだけさ......」
「......！そうだキルア、教わったじゃない」
「え......？」
「念か！念を送れば何か変わるかもしれない！！ウイングさんがゴン達にやったみたいに！誰の中にもオーラが眠ってるって言ってたし！」
「キルア！」
「！......そうか。こいつの中に眠ってるオーラを高めてやれば......やってみるか！」
「「うん！」」
「ミトさん見てて、オレ達がハンター試験で何を教わってきたか」
「一気にじゃなくてゆっくり数回に分けてやるぞ」」
と問いかけた。
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マリン - これからも頑張って下さい。 (2015年2月21日 21時) (
レス) id: 7e41a2a245 (このIDを非表示/違反報告)
マリン - 興奮しすぎました。スミマセン<m(__)m> (2015年2月13日 22時) (レス) id: 7e41a2a245 (このIDを非表示/違反報告)
マリン - 久しぶりの更新！！Foo↑(´∀｀∩)↑age↑└(└ 'ω')┘ﾖｯｼｬァァァァァァ＼( 'ω')／ﾋｨﾔｯﾊｧｧｧｧｧｧｧｱ！！！ (2015年2月13日 22時) (レス) id: 7e41a2a245 (このIDを非表示/違反報告)
しゆう(プロフ) - 久しぶりの更新でしたね。ずっと待ってました！これからも頑張ってくださいね！ (2015年2月9日 7時) (レス) id: 056179e495 (このIDを非表示/違反報告)
マリン - 面白いです。更新よろしくお願いします！！続きが気になります！！ (2015年1月12日 22時) (レス) id: 7e41a2a245 (このIDを非表示/違反報告)
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