＊いよいよ3−Eへ！ ページ11
現在、私は椚ヶ丘中学校3−Eの前に立っている。
…聞いてはいたけれど、ここまで差別が酷いとは。
私は訓練をしていたから全然平気だけど…他の皆はかなりきついんじゃないかな？
鳥間先生とビッ…イリーナ先生には先に挨拶を済ませておいたので、残りは[殺せんせー]とやらだ。
「おやこんにちは！貴女が転校生ですか？」
「っ…！？」
突如聞こえた声に振り向くと、そこには＿
＿黄色い巨大なタコ(？)が立っていた。
まぁなんやかんやあって、私は教室の前にいる。
あの巨大なタコは噂の殺せんせー。…にしても、マッハ20って…
楠兄の短距離走でも中々出ない速度だよ…
それはともかく、私は迷っている。…私の正体を皆に告げるか、だ。
皆としては、暗殺者が増えてくれた方が嬉しいと思うけど…
…まぁ、様子を見てからね。十分に安心させて奇襲するのもありでしょう。
名前を呼ばれ、顔を上げる。
そして、ゆっくりと教室のドアを開いた。
教室に入って感じたのは、私に向けられた期待の視線。
とりあえず、黒板に「斉木紅葉」と書く。
「斉木…？」と何人から声が上がった。…え、姉妹ってこと伝えてないの…？
「斉木紅葉です。誕生日は4月28日。あと、そこに座ってる斉木Aの双子の姉です。」
実際は双子ではないけど、その辺りは面倒くさいので省略。
皆は顔を見合わせ…
「「し…姉妹ぃぃぃ！？」」
…うん。このクラス、随分と仲が良いのね。
HRが終わった後、転校生恒例(？)の質問タイムが始まった。
最初に聞いて来たのは、水色の髪の… …男の子、よね？
「初めまして、僕は潮田渚。あの…何て呼べば良いかな？」
呼び方…今まで向こうが勝手に「紅葉さん」って呼んでたし…
「斉木、だとAと被るから…紅葉で良いよ。」
「わかった。紅葉さん、だね。」
次に質問してきたのは緑の髪の女の子。
「私は茅野カエデ！好きな物とかある？」
「好きな物…シュークリームとか、甘い物かな。」
「そうなの！？私も甘い物好きなんだ。今度一緒にスイパラでも行かない？」
「…うん、行く。」
次は髪のオレンジっぽい男の子。正直チャラそう…
「俺は前原陽斗。彼氏っているのか？」
「…彼氏いない歴＝年齢だよ。でも、好きな人はいる…かな。」
「えっ！？誰々！？誰なんですか！？」
「「黙ってろエㇿダコ！！」」
私の席は挟間さんって人の後ろ。Aとも近くて良かったわ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 11人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
*：えすぷれっそ：*(プロフ) - ココナッツさん» 感想ありがとうございます！そう言って貰えると嬉しいです。 (2017年8月21日 5時) (
レス) id: 0f703ac49f (このIDを非表示/違反報告)
もふってぃー。(プロフ) - ココナッツさん» わかりました！ ありがとうございます (2017年8月20日 13時) (レス) id: 9dbe6b4d1d (このIDを非表示/違反報告)
ココナッツ - もふってぃー。さん» はい! 題名が【暗殺教室】触手の支配と言います。 ぜひ、読みにきてください。 私の作品の方で感想もお願いします。 (2017年8月20日 13時) (レス) id: 060a2524eb (このIDを非表示/違反報告)
もふってぃー。(プロフ) - すみません、お願いします。 (2017年8月20日 13時) (レス) id: 9dbe6b4d1d (このIDを非表示/違反報告)
ココナッツ - もふってぃー。さん» いえいえ! 私も暗殺教室の小説を書いています。 もし、良かったら題名を教えますか? (2017年8月20日 12時) (レス) id: 060a2524eb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：えすぷれっそ＆もふってぃー。 x他1人 | 作成日時：2017年1月30日 21時
