ep151 ページ10
貴SIDE
斎「手首で扱おうと思うな。フェンシングと違って竹刀は重い。」
ガツンッ!!
カンカンカンッ―・・・・・
小気味のいい音が響く。
斎「せっかく両手が使えるんだ。もっと大きく動かせ。」
・
斎「当てるだけじゃ駄目だ。もっと的確に・・・一本取れるところを狙え。」
・・・・・・
握っていた竹刀を一旦下ろす。
斎「??疲れたのか?」
貴「いや、違うんです。一先輩、もしかして・・・・・・
・
・
わざわざ、フェンシングのこと調べてくれたんですか??」
斎「!!・・・あ、いや、ちがっ・・・いや、実際そうだが・・・・・・
フェンシングの癖を矯正するところからだと思ったから、調べてみたまでだ・・・」
なんで慌てふためいてるんだろう???
まあ、よくわかんないけど・・・この先輩、かわいーーー!!!wwwwwwwwwww←
・
・
・
まあ、竹刀の練習も無事終えたわけだが・・・
斎「まあ、今日やったのは基本の型だ。これが基礎になって、個人個人の特徴や癖
によって色々派生していく・・・西園寺も早く自分の型を見つけろ。」
貴「・・・・・・。」
斎「??おい、西園寺、聞いているのか。」
貴「・・・。」
斎「おい。」
・
貴「・・・・・・一先輩、―――っ今、何か感動の波が押し寄せてて・・・・・・!」
斎「?」
貴「剣道って・・・・・・剣道って、スゴク奥深いんですね!!!!!!((ღ✪v✪))」
斎「!!・・・西園寺、わかるのか??剣道の素晴らしさが分かるのか?
掴みどころなく、フラフラとチャラチャラ毎日を貪っている西園寺に・・・
剣道の良さが分かるのか!?」←
おい、大概失礼だぞ。
斎「基礎は同じにしても、それぞれの剣士と調和すべく変幻自在なまさにその――」
貴「柔軟性!!」
斎「そうだ、その柔軟性は自然と共に生きてきた――」
貴「日本だからこそ大成された道!!」
ガシッ!
二人は熱い握手を交わした・・・←
・
雪「二人、何をしているんでしょうね?」
沖「ん〜、なんだろう???・・・・・・あ!BとLだ!!」←←
雪(BとL??????ベーコンとレタスのことかな?・・・確かに相性はいいけど)
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麒麟 - ありがとうございます(^ ^)主人公ちゃんをチビ沖田さんにしたい願望があってwこれからもよろしくお願いします!!! (2016年7月29日 10時) (レス) id: fa50c62f10 (このIDを非表示/違反報告)
やんばる917(プロフ) - 面白いです!沖田さんとのやり取りとか……最高です! (2016年7月27日 8時) (レス) id: ca1641250e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:麒麟 | 作成日時:2016年4月1日 14時