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ep158 ページ17

貴SIDE



カチャリ・・・





貴「はーい、これで一件落着。鍵閉めといたからダイジョーブ!!」


斎「・・・はァ、よ、くこれほど・・・速く走れたものだな・・・」




ま、足だけは早いんで?




生徒「おい、あかねーぞ!!」


生徒「くっそ、鍵しめやがった!・・・事務室に行って鍵借りに行こうぜ!!」





ドドドドドド




去っていった。





貴「ここに戻ってくるのも、時間の問題でしょうから・・・要件は早いとこ済ませましょう」



斎「・・・さっきの一件といい、この張り紙といい、あることないことを

 出任せに言うのでは、こうなるに決まっているだろう。」





早速、お説教タイムか〜


こっちは時間がないっていうのに・・・




貴「じゃ、一先輩、これなーんだっ?」



と言ってみせたのは・・・バナナの皮。




斎「何ってそれは・・・・・・・昨日、栄養のために俺が渡したバナナだろう。

 まだ持っていたのか?・・・皮なのに。」





貴「ま、これだけ見せて察しがつく方が怖い・・・か。(ぼそっ)」



斎「???」




沖田先輩はそのへん目敏そうだけどねwwwwwww




貴「さっきのも、その張り紙もちょっとした牽制ですよwww

 たとえ、僕が剣道部に強制入部させられた。と言っても他の生徒の思考回路は・・・

 千鶴に帰着する・・・。だから、そうだってことにしちゃって、みんな揃って

 共通認識が生まれれば、白昼堂々・・・僕の悪口が言えるってもんですよwwww

 正々堂々いろいろ言われた方が、影でコソコソされるよりマシでしょ???」




斎「・・・・・・そうかもしれないが、事実を話せばわかってもらえるだろう?」




ハハッ・・・この人はつくづく甘い。


そうですね、一先輩はみんなに尊敬される潔白の化身みたいな人だから・・・


わかんないでしょーよ。ま、それを寂しいともなんとも思わないけど?





貴「噂ってのは歪むんですよ・・・人から人へ・・・伝わっていくうちにねwwww

 それに直接話したって・・・・・・お話だけじゃ済まない人も、いるでしょうし?」



斎「・・・・・・。」



黙らないでよ〜、辛気臭いなあwwwwwwwwwwwww




貴「ま、そんな顔するってことは・・・先輩も読んでないんですね〜wwwwwwww」



斎「・・・何をだ。」





貴「張り紙に書いてあった僕の・・・所信表明???」

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麒麟 - ありがとうございます(^ ^)主人公ちゃんをチビ沖田さんにしたい願望があってwこれからもよろしくお願いします!!! (2016年7月29日 10時) (レス) id: fa50c62f10 (このIDを非表示/違反報告)
やんばる917(プロフ) - 面白いです!沖田さんとのやり取りとか……最高です! (2016年7月27日 8時) (レス) id: ca1641250e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:麒麟 | 作成日時:2016年4月1日 14時

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