ep599 ページ43
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貴「ではでは、ご協力感謝いたしまーっす☆」
受け取った鍵をチャラチャラと弄んで礼を言うが、その頃3人は早く生徒会室から出て行ってほしいと切実に願っていた←
貴「ま、暴露しちゃうとさぁ12時からプールで遊ぶんだけど…君達も来ない?」
天「私の間違いでなければ、授業中の筈ですが…」
授業中に抜け出してやる方が楽しさマシマシでしょ♪、とか何の悪びれもせずに言ってウィンクする←
貴「で、来る?来ない?」
風「ぃ、/////行きたいが…生憎、来週の生徒総会の資料作成が…」
貴「会長さぁん、嘘は良くないよぉ〜」
は?と間抜けな声を出した3人にお見通しだとでも言うような得意げな顔で
貴「僕の水着姿が見たいなら素直になればいいのに
どーせ資料作成なんかとっくに終わってるんでしょ
てか、やる事ないからってアイス3つも食べてたんですよね〜wwww?」
不「…な、なんで知ってんだよ」
その問いに答えることなく、綺麗に仕舞われたホッチキスや、ゴミ箱のアイスの袋をちらりと見て肩を竦めるが、
依然、3人は何故気付かれたのかまったく見当がつかず目を見開いて驚いていた
貴「しかも、僕が来たからって随分慌ててアイスを食べ終えたみたいですね。
…………ここ、ついてますよ…www」
苦笑しながら会長の唇についたアイスを拭い取ってペロリと舐めて見せた
その瞬間に見せた妖しげな笑みに思わず3人は赤面する
貴「…で、来てくれますよね?」
この状況でこう言われたら
風「い、行く…」
と答えるしかないだろう。
それを聞くとタッと机から飛び降りて扉の方へと歩いて行く。
そして去り際にくるりと振り返り、
貴「では、生徒会の皆様。12時、プールにてお待ちしております。」
胸に手を当てて腰を折り、わざと大仰な言葉を残していった。
残された3人はすっかり静かになった部屋で呆気にとられる
不「なんか…今日はヤケに機嫌よかったなァ?」
天「……何かいいことでもあったのでしょうか…」
2人の疑問に
風「…過去の清算は上手くいったようだな。」
会長は意味ありげな呟きをしたままそれ以上は何も語らなかった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
貴side
貴「第一関門突破ぁ〜♪」
雪&南&井「「うわ、本当にやるつもりなんだ…」」
入手した鍵と自慢げに帰って来たら、待っていたのは冷たい視線でした。
貴「とにかく、作戦始動!!」
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麒麟 - 続編へのリンクがうまく出来てなかったようですみません!修正いたしましたのでどうぞご覧ください! (2017年6月8日 16時) (レス) id: 9b5bc497da (このIDを非表示/違反報告)
珠月悠羽@ゆゆとペア画中(プロフ) - 麒麟さん» それな\(^o^)/ヘイ!!← (2017年6月4日 22時) (レス) id: 9cd5d172ad (このIDを非表示/違反報告)
麒麟 - 珠月悠羽@アイコン変えましたさん» 悲しくなって来たぜ\(^o^)/ヘイ!! (2017年6月4日 12時) (レス) id: 856ee34068 (このIDを非表示/違反報告)
珠月悠羽@アイコン変えました(プロフ) - 麒麟さん» まあまずそんな相手がいないんだけどね((おい (2017年6月4日 8時) (レス) id: 9cd5d172ad (このIDを非表示/違反報告)
麒麟 - 珠月悠羽@アイコン変えましたさん» それいっちゃあかんやつ…( ˙-˙ )←あぁ、リアルで意識的に出せたら困らないのに… (2017年6月3日 18時) (レス) id: a8d3464674 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:麒麟 | 作成日時:2017年4月4日 23時