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ep596 ページ40

千鶴side




眼下の景色が段々と鮮明になって見覚えのある街並みが見えてくる


そして間も無く私達はヘリポートに着陸した






雪「…なんかAちゃん達のヘリ、揺れてましたよね?」



空中でヤケにふらふらしていた後方のヘリに何度叫びそうになったことか…


荷物を降ろし終えた私達は離れたところでもう一機を待っていた。



土「…グッパーした時点でやり直すべきだったな」



そう、2機あるヘリのどちらに乗るかはグッパーで決めたのだった


その結果あっちには…Aちゃんと沖田先輩と平助君と薫。



揉め事が起こらないわけない←







そんな風に思っているとそのヘリが着陸し、彼らが降りてきた。






4人((ゲッソリ…))



今にも生き絶えそうな表情…。




雪「一体、何があったんだろう…」


井「それより俺はあっちのヘリに乗る羽目にならなくて良かったと心から思う…。」←







何も言え出さずにいる私達のところにふら〜りと合流したAちゃんは



貴「えぇ〜、この度は僕を連れ戻すためわざわざフランスまで足をお運びいただき、ありがとうございましたぁ…

えぇ〜皆様も大変お疲れでしょうし、明日からふつーに学校ありますし、剣道部は全国大会前ですし…

本日はここでお開きとさせていただき((シュッ……」




皆((消えた!!!))←




非常手段(テレポート)を行使したAちゃんは図々しく1番先に家に帰っていった。

















雪「………………帰りますか。(苦笑)」





すっかり日常に戻ってしまった名残惜しさを感じながら残された私達は帰路に着いた。




思えば、この2週間…あまりにも非日常的すぎた



合宿先で何者かに襲われ、その後すぐに姿を消したAちゃん。


そして間も無く知った一方的な別れ。






しかしその別れは一本の電話によって想像もしなかった方向に転がった


ああだこうだ言っているうちになんとなくフランスに降り立ってしまい…



Aちゃんの家庭ならではの不器用な温かさを感じたり…


彼女の考えてたことを初めて包み隠さず聞けたり…











『Bonjour!西園寺Aです、宜しくね!』






彼女と初めて出会ったあの秋をふと思い出せば長いようで短かった気もする。




あの時から180°変わったAちゃんはきっとこれからも私達を楽しませてくれる、そんな風に期待せずにはいられない。






彼女はそういう人。








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麒麟 - 続編へのリンクがうまく出来てなかったようですみません!修正いたしましたのでどうぞご覧ください! (2017年6月8日 16時) (レス) id: 9b5bc497da (このIDを非表示/違反報告)
珠月悠羽@ゆゆとペア画中(プロフ) - 麒麟さん» それな\(^o^)/ヘイ!!← (2017年6月4日 22時) (レス) id: 9cd5d172ad (このIDを非表示/違反報告)
麒麟 - 珠月悠羽@アイコン変えましたさん» 悲しくなって来たぜ\(^o^)/ヘイ!! (2017年6月4日 12時) (レス) id: 856ee34068 (このIDを非表示/違反報告)
珠月悠羽@アイコン変えました(プロフ) - 麒麟さん» まあまずそんな相手がいないんだけどね((おい (2017年6月4日 8時) (レス) id: 9cd5d172ad (このIDを非表示/違反報告)
麒麟 - 珠月悠羽@アイコン変えましたさん» それいっちゃあかんやつ…( ˙-˙ )←あぁ、リアルで意識的に出せたら困らないのに… (2017年6月3日 18時) (レス) id: a8d3464674 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:麒麟 | 作成日時:2017年4月4日 23時

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