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ep581 ページ25

沖田side




バンッ!!




後輩ちゃんの寝室と思しき部屋のドアを突き破るような勢いで開けて転がり込んだ



沖「ゼェ……ゼェ……」


ル「如何したんですか?そんなに急いで…」





顔を上げるとベッドに寝かされた後輩ちゃんと彼女のブレザーをハンガーにかけ、皺をとっているルイさんがいた



僕は無言でベッドの側まで行って彼からブレザーを引ったくる





ル「あぁ、せっかく皺を取っていたのに…」


そう言って僕の手に渡ったブレザーを無表情で眺める

その様子に些か気味の悪いものを感じながら



沖「後輩ちゃんは僕が面倒みますから、どうぞお仕事に戻ってください」



彼に背を向け、規則正しく寝息を立てる後輩ちゃんを見る



ル「お仕事と言われましても、私はお嬢様の教育係兼雑用係のようなものでして…

お嬢様の身の回りのことをするのが仕事なのです」




教育係…?


あぁ、後輩ちゃんの口の上手さはこの人譲りってことね


どうりでこの人と話してると手玉に取られてるようで不快な気分になるわけだ




妙に納得した僕は


話を逸らされて煙に巻かれる前に本題を叩きつけた




沖「雑用って言っても年頃の女の子の着替えは不本意でしょ?」



ル「仕事にに本意も不本意もございませんが……

成る程。つまりは貴方が私にお嬢様の着替えをして欲しくない、というわけですか。」



沖「……そういうこと。だから早く出て行って?」



思わず早口になった僕の背後で




ル「ククッ…」



彼は笑った




沖「………………何が可笑しいの?」


自分でも驚くほど低い声


それに可笑しいものでも見るように口に手を当てながら目を細める黒スーツの男



ル「これは失礼…ククッ……悪気はないのですよ?

ただ…お嬢様の柔肌を目にしたことも無い貴方が言っても負け惜しみにしか聞こえなかったもので…」






ガタッ!!!







一気に熱くなった血が頭まで駆け抜けたような感覚に襲われて


気がつけば……





相手の胸倉を掴んで拳を固めていた

















ル「…私を殴りますか?」



余裕綽々で口角を吊り上げた相手に思わず右腕がピクリと動いた時、


















バァンッ!!!












部屋のドアが勢いよく開いた














===================

こんにちは、麒麟です。

さっき気づいたのですが、知らぬ間に過去最高73位まで行ったらしいのです

皆様さまさまです

ありがとうございますm(_ _)m

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麒麟 - 続編へのリンクがうまく出来てなかったようですみません!修正いたしましたのでどうぞご覧ください! (2017年6月8日 16時) (レス) id: 9b5bc497da (このIDを非表示/違反報告)
珠月悠羽@ゆゆとペア画中(プロフ) - 麒麟さん» それな\(^o^)/ヘイ!!← (2017年6月4日 22時) (レス) id: 9cd5d172ad (このIDを非表示/違反報告)
麒麟 - 珠月悠羽@アイコン変えましたさん» 悲しくなって来たぜ\(^o^)/ヘイ!! (2017年6月4日 12時) (レス) id: 856ee34068 (このIDを非表示/違反報告)
珠月悠羽@アイコン変えました(プロフ) - 麒麟さん» まあまずそんな相手がいないんだけどね((おい (2017年6月4日 8時) (レス) id: 9cd5d172ad (このIDを非表示/違反報告)
麒麟 - 珠月悠羽@アイコン変えましたさん» それいっちゃあかんやつ…( ˙-˙ )←あぁ、リアルで意識的に出せたら困らないのに… (2017年6月3日 18時) (レス) id: a8d3464674 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:麒麟 | 作成日時:2017年4月4日 23時

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