【薄桜鬼SSL】「学園一の問題児、仮面はもういりません」貴「割っちゃったんだよねーwwwグッシャグシャのボッロボロのギッタギタのガッサガs…」皆「「はい、もう結構でーす。」」貴「え～！？まだ言い足りないぃぃ！！」 (ページ17)

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ep573 ページ17

沖田side

聴こえないって…

驚きと呆れでぼーっと後輩ちゃんを見る

黒とグレーを基調にした部屋で画面だけを見つめていた

目まぐるしい速さでキーボードの上を駆け回る指先

画面を見つめて少し色素が薄くなったように見える蒼い瞳

キーボードを叩くたびに揺れる前髪

そして彼女の動きに合わせて流した髪がするりと垂れた時、

沖「…綺麗」

思わず呟いていた

雪「ぇ…」

それに反応して全員がこっちを振り返る

そんな大きい声で言ったっけ…？

急に恥ずかしくなって頭に熱が集まる

声に出しちゃヤバかったか…

そう思って口元に手をやって皆から目を逸らしていると、

原「惚気か、お～い(ﾆﾔﾆﾔ)」

肩に重圧

土「ったく、くっついた瞬間コレかよ…」

父(ﾋﾟｸｯ)←

なんで教師陣からプレッシャーかけられてんのかなぁ？

雪「まぁ、晴れてカレカノなんですから存分にイチャコラしてくださいね♪」

父(ﾋﾟｸｯ)←

南「1番くっついちゃいけない2人がくっついた気がするけどね」

沖「何言ってんの？張っ倒すよ？(^言^)」

南「押し倒すならAにしとけば？(^言^)」←

その時、睨み合っていた僕たちの間を割って入って来たのは……

父「…………君……沖田総司君といったね……？」

沖「…え、は、はい……」

ただならぬオーラに無意識に敬語になると…

父「私の娘とどんな関係なのかなぁ？？

その辺、詳しーく教えてもらえないかな？？」

ル「ボス、拷問でしたら108号室が空いています」

父「よし、逝こうか……総司くん(^^)」←

沖「あの……漢字が違うと………」

父&ル「「間違ってないよ/間違ってませんよ(^^)」」

ｶﾞｼｯ！

え！？ちょ、…え！？

沖「一君、助けてよ！！」

斎「俺はまだ世の豆腐を食べ尽くしていないからな」←

『友＜豆腐』の不等式←

ル「往生際が悪いですね、逝きますよ？」

沖「ま、待ってくださ……」

・

僕が慌てふためいていたその時…

貴「ちょっと、2人とも？勝手なことしないでよ」

画面を見たまま後輩ちゃんが2人を諌めた

ル「おや、珍しいですね。集中が切れましたか？」

貴「いや、……………………………………

………………………………もう終わった。」

ﾀﾝｯ

キーの音が響いた……

・