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ep558 ページ2

貴side




貴「ちょっと待ってよ〜!!」



急ぎ立ち上がって千鶴の後を追いかけようとしたところ、襟をグイっと引っ張られて誰かの腕の中にすっぽりと収まってしまった。




沖「つかまーえたっ♪」



貴「うぬぁッ!?せんぱっ…ち、ち、近い/////!!」




頭の上から降って来るような声と肩にかかる重み


焦って振りほどこうとしてもビクともしなくて余計に焦る。




沖「近いも何も無いでしょ…抱きついてんだから」



貴「〜っ/////!ち、ちが…っ声が近いんです!!」





沖「ふ〜ん。」




ふ〜んと言いながらわざと耳に息を吹きかける。



貴「ひっ!!」


沖「…ねぇ、もうちょっとマシな声出せないの?」


貴「そう言うのは専門外なんですよ!!!」←






んなぁぁあああ、くそっ…!



何か沖田先輩に手玉に取られてる感じで気に食わない!




僕の見えない背後でニヤニヤしてるだろう先輩を思い浮かべるとだんだん腹が立ってくる。







貴「あー、もう!!いい加減に離し…」



腕を振りほどこうとしたその時にちょうどタイミングよく解放される。




貴「……?」




と思いきや、




急接近状態で向き合ったまま、先輩は僕の肩に腕を置いて覗き込むように腰を折った。



予想通りのニヤニヤ顔が目の前に現れて怒りは沸点に到達する。




そう、だから顔が赤いのは怒ってるせいであって断じて照れてるわけじゃない!




沖「僕はちゃんと面と向かって好きって言ったけどさぁ〜、後輩ちゃんまだだよね?」




貴「Oh, のぅ、きでぃんぐっ!!」←





そうきましたか、Mr.ブラック



はい、貴方が簡単に解放するなんて思ってませんよ





だからってさぁー




貴「この状況で告れ、と??」



沖「うん(*´꒳`*)」




その顔やめれ!!無駄に可愛いからやめれ!!←










(…しばし考慮時間…)













貴「わかりました!言います!言いますから……

それ以上近づくな!!」



沖「え"〜?」




おとぼけ顔でスルーしようとするこの図太さは、もはや尊敬すべきだよね、うん。



はぁ……にしても、ほんと油断も隙もねーな。





貴「ただし『聞こえなかったからもう1回〜ww』とか無しですからね?

しかもそう言う時、大抵ちゃんと聞こえてるし!」



沖「チッ」←



おい、狙ってたのかテメェ!!!







ep559→←ep557



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麒麟 - 続編へのリンクがうまく出来てなかったようですみません!修正いたしましたのでどうぞご覧ください! (2017年6月8日 16時) (レス) id: 9b5bc497da (このIDを非表示/違反報告)
珠月悠羽@ゆゆとペア画中(プロフ) - 麒麟さん» それな\(^o^)/ヘイ!!← (2017年6月4日 22時) (レス) id: 9cd5d172ad (このIDを非表示/違反報告)
麒麟 - 珠月悠羽@アイコン変えましたさん» 悲しくなって来たぜ\(^o^)/ヘイ!! (2017年6月4日 12時) (レス) id: 856ee34068 (このIDを非表示/違反報告)
珠月悠羽@アイコン変えました(プロフ) - 麒麟さん» まあまずそんな相手がいないんだけどね((おい (2017年6月4日 8時) (レス) id: 9cd5d172ad (このIDを非表示/違反報告)
麒麟 - 珠月悠羽@アイコン変えましたさん» それいっちゃあかんやつ…( ˙-˙ )←あぁ、リアルで意識的に出せたら困らないのに… (2017年6月3日 18時) (レス) id: a8d3464674 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:麒麟 | 作成日時:2017年4月4日 23時

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