えすなす。

なな ページ7

〜回想〜


『んー！気持ちいい青空ー！！』





こんな日は、ピクニックしたいよね！





…ほっ、屋上の上の屋上だ！





登ったら、誰よりも高いかも！







ただの好奇心で登ってしまった。






『…うわっ！？』






落ちそうになった。誰かがいたから。









那須「ZzzzZzzz」


すやすやと眠るイケメン。







え、カッコよすぎない！？







こんなイケメンがこの学校にいたなんて！！






新しい発見…





その人の顔をジトーっと見つめていると







那須「…なに？俺のファン？」






『…あ、ごめんなさい！』






那須「…へぇ、気に入った。名前なんて言うの？俺、那須雄登。」





『…桃山Aです。』





那須「Aね。わかった、お前は今日から俺に服従してね？」






『…ジャイアンか！お前は！！』






那須「へぇ？俺に口答えする気？なら、お仕置きしなくちゃね？」







『…え、あ、っと…』





ジリジリと詰め寄ってくる那須雄登。






顔が近くに来た。



やばい、キスされるっ！！！






那須「…ふっ、キスなんてすると思った？勘違い女。お前みたいなやつにするわけねーだろ。」





……なんなの！腹立つっ！！！







わたし、気づいた。






コイツ、嫌いだ。




〜回想終了〜

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