大切な人だから…[黒バす]

#4　カッコいいってなんです？ ページ6

休み時間…。

みんなが休む憩いの時間。

そんな中、Aも女子生徒とたわいもない会話をしていた。
女子生徒)ねぇねぇ。
この人、かっこよくない？

A)え？そうなんですか？

女子生徒)え、かっこいいでしょ。
ねぇ？

女子生徒)うん。かっこいいと思う。

雑誌に載っているアーティストを見て
何とも思わない…。

これっておかしいんでしょうか？


……ってことを皆に話したら、

黄瀬)ブハハッ。(笑)
Aっち可愛いッスね〜。

青峰)さすが天然だな。

A)？？そうなんですか？

紫原)Aちん可愛いー。

そう言って紫原はAに抱き付く。

A)敦さん…。
苦しい…です。

ギブギブと言いながら離してもらおうと
もがく。

その行動が紫原には可愛いと思ったらしく、
更に手に力を込める。

A)ぐえっ。

黄瀬)紫っちー!!!
Aっちが死んじまうッスよー(泣)。

紫原)えー。
…分かったー。

A)はぁ…。
ありがとうございます。涼太さん。

黄瀬)いえいえッスー。

青峰)そーいやー。
部活って何入るんだ？

A)え、えーっと。
バスケ部のマネージャーでもしようかな、と。

黄瀬＆青峰)いよっしゃーーー!!!

二人の歓喜が教室中に響き渡った。

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