大切な人だから…[黒バす]

#1　転校先 ページ3

急な話だが、帝光中に転校することになった。

両親が海外に行くことになり、
私も行くことは出来ないので仕方なく転校するという事だ。

あんまり、前の友達とかと離れるのはイヤなんだけど、わがままは言えないよね。


A)着いた。
ここが…帝光中かぁ。

なんだか威圧感があるなー(汗)。

とにかく入らなきゃだね。

校長室はー…どこ？

どうしよう、何も知らないんだよ!?

A)どーしよ…。

その場にしゃがみこんでしまった。

すると、
青峰)…なんだ、お前。

黄瀬)転校生ッスか？

見上げると、背の高い黒い子と耳ピアスの子がこっちを見下ろしていた。

どっちも…整った顔をしてる。

A)…あ、えと…。
校長室は何処なのか分からなくてー…。

青峰)あー、校長室ならー…。

黄瀬)俺が案内してやるッスー!!!

A)本当に！？
ありがと!!!

喜びのあまり
その男の子の手をギュッと握りしめてしまった。

黄瀬)ーーー/////。(何この子!?めっちゃ可愛いんスけど!!!)

青峰)…ム。俺も案内してやるよ。

A)本当に！？
嬉しいな!!!ここっていい人たちばかりだね。

青峰)ま、まぁな…。(くそー、その笑顔は反則だろー!?)////。

…？

なんで二人とも顔赤くしてるの？

まぁ、いいか。

黄瀬)じゃ、じゃあついてきて下さいッス!!!

A)うん!!!

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