カフェ ページ8
追記？
ちょっとだけ主人公君の設定を加えました！
─────────
A side
その次の日はなんだか依頼をやる気力が起きなくて、勝手にオフの日にして町に出た
いつもの広場に来たけど、やっぱりあの人は居ない
なんだか妙にあの人の深い紅い目を忘れる事が出来なかった
そのままベンチで座ってぼーっと虚空を見つめていると、横から「あの、」と声を掛けられた
目線だけを其方にやると居たのは男の子と昨日の母親だった
『……どうしました？？』
母親「昨晩、スーズ…この子から聞きました。この子の事、保護して家まで送り届けてくださったと聞いて……ありがとうございました」
『あー、全然大丈夫ですよ。僕も丁度お仕事終わりだったので』
母親「そうだったんですね……あの、昨日のお礼にいい評判のお店を紹介したいんですが……」
『へぇ、どんな所です？』
母親「この街をでて少し行った山の方なんですけど、山を少し登った所に凄く景色が良いカフェがあるんです。もしお時間が空いてましたら是非そこへ行ってみてください」
『なるほど、じゃあ行ってみます。ありがとうございます』
カフェ、という事はきっと甘い物も沢山置いてある事だろう
僕は暇つぶしに早速そこへ出向いた
カフェの外観はガレージみたいな感じで、すごい広いテラスがあって、そこからいい景色が一望出来るみたいだった
扉を開けるといらっしゃいませ、と声が聞こえてきた
中々に繁盛している様で、店内はお客さんでいっぱいだった
店員「申し訳ございませんお客様、ただいま大変店内が混みあっておりましてお席は相席の方になりますが宜しいですか？」
『良いですよ』
そう言うと店員さんは僕にお店の中を案内してくれる
テラスに出て、店員さんはキョロキョロと辺りを見回した後1番外側のとある席に目を向けた
その時、店員さんのほんの少しだけ顔が強ばった気がした
店員さんは姿勢を少し正してその席へ向かう
そこには大きなテーブルに沢山のケーキを並べ、ゆったりとダージリンを味わっている男の人がいた
見るからに上質そうな軍服を身にまとい、トルコ帽を被った男の人
店員さんが声を掛けると、深緑の瞳が此方を捉えた
店員「お食事中に申し訳ございませんオスマン様、ただいま店内が大変混みあっておりまして、此方のお客様と相席をさせて頂いても宜しいでしょうか？」
os「えぇ、勿論良いですよ」
オスマン、と呼ばれた男の人は僕を一瞥すると、店員さんに頷いた
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えす野良(プロフ) - ヒルさん» ヒルさん、ありがとうございます！無事帰ってきたのでまた読んでいただけると嬉しいです！ (2023年4月17日 8時) (
レス) @page43 id: bd3b1d5f0d (このIDを非表示/違反報告)
ヒル(プロフ) - 初コメ失礼します。前作から今まで愛読させて頂いておりました。受験ですか...大変ですね。とても好きな作品なので、更新できるようになるまでずっと待ってます！初コメ失礼しました。 (2022年10月6日 6時) (レス) id: e3196d1b3b (このIDを非表示/違反報告)
えす野良(プロフ) - 天天さん» 天天さん、コメントありがとうございます！！とてつもなく嬉しくて発狂しました！()ｵ"ｧ"ｧ"ーｯ!!亀更新ですがゆっくり見ていただけると嬉しいです(*^^*) (2022年5月5日 23時) (レス) id: bd3b1d5f0d (このIDを非表示/違反報告)
天天(プロフ) - 凄く面白いです！応援してます!更新楽しみにしてます！発狂しそうです！ｱ゛ｧｧｧｧｧｯ！ (2022年4月18日 17時) (レス) id: bc837922a0 (このIDを非表示/違反報告)
えす野良(プロフ) - 夕夜さん» ありがとうございます！！！頑張ります！！！ (2021年6月7日 16時) (レス) id: bd3b1d5f0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えす野良 | 作成日時：2021年6月3日 22時
