ズルだな ページ32
A side
os「ありがとう〜！じゃあ俺らはこれで失礼するな〜」
オスマンさんはトントンさんから書類を受け取ると、僕の襟を引っ張って扉まで歩き始めた
……え、待って？これでいいの！？大丈夫？
あとからダメにならない？コレ
そう思いオスマンさんに目を向けると、オスマンさんは僕にバチコーン！とウインクする
tn「おい」
ドアノブに手をかけた瞬間、トントンさんに呼び止められた
僕達はギクリと体を固まらせて、トントンさんの方を向く
tn「お前ら……」
一瞬にして空気が変わり、僕は思わず生唾を飲み込む
tn「………この書類、持ってって。明日までのやつやから、よろしく」
os「あっ……あぁ〜〜！！！！そうやったそうやった！！」
gr「ありがたくいただくわ！！ありがとうな！！！」
オスマンさんとグルッペンは慌てて紙束を受け取ると、再び僕の襟を掴んで書記長室から飛び出した
os「っはぁ〜……危なかったぁ……」
gr「だな……書類をいつもよりちゃっかり追加して俺らに渡すのもトントンらしい」
『え、僕ずっと黙ってやり取り見てたけど、これで良かったの…？？あとからバレたらグルッペン達大変な事にならない？』
そう言うと、2人は顔を合わせて
gr,os「「……まぁ、大丈夫やろ」」
と言った
『というか、これから僕はどうすればいいのか……』
gr「あぁ、その事についてなんだが、Aにはこれから、研修期間を設けたいと思ってる｣
『研修期間？』
gr「あぁ。まずは数ヶ月、一般兵として軍の中で過ごして貰う。
Aには悪いが、それと同時にエミさんの授業も受けてもらう予定だ。お前結構世間知らずやしな」
os「あぁ〜確かに…w
俺らの事も知らんかったっぽいしなw」
gr「Aには近々幹部の補佐として外交補佐とか色々やってもらいたいから、そういう情報とかは知っておいて欲しいんや」
『なるほど……というか、補佐！？そんな大役出来ないんだけど……！？』
os「大丈夫！短期間で幹部に…って事はAの思ってるよりしごかれるから！研修期間終わる頃には自信もつくやろ！｣
しごかれるの！？と思わずグルッペンの方を見る
gr「……まぁ、一般兵の奴らと仲良くできるかっていうのもちゃんと見ないと行けないしな……」
頑張れ、と親指を立てられる
os「たらい回しにされるから気ぃつけてな〜！」
『うわぁぁあ薄情者ォォ！！！泣』
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えす野良(プロフ) - ヒルさん» ヒルさん、ありがとうございます！無事帰ってきたのでまた読んでいただけると嬉しいです！ (2023年4月17日 8時) (
レス) @page43 id: bd3b1d5f0d (このIDを非表示/違反報告)
ヒル(プロフ) - 初コメ失礼します。前作から今まで愛読させて頂いておりました。受験ですか...大変ですね。とても好きな作品なので、更新できるようになるまでずっと待ってます！初コメ失礼しました。 (2022年10月6日 6時) (レス) id: e3196d1b3b (このIDを非表示/違反報告)
えす野良(プロフ) - 天天さん» 天天さん、コメントありがとうございます！！とてつもなく嬉しくて発狂しました！()ｵ"ｧ"ｧ"ーｯ!!亀更新ですがゆっくり見ていただけると嬉しいです(*^^*) (2022年5月5日 23時) (レス) id: bd3b1d5f0d (このIDを非表示/違反報告)
天天(プロフ) - 凄く面白いです！応援してます!更新楽しみにしてます！発狂しそうです！ｱ゛ｧｧｧｧｧｯ！ (2022年4月18日 17時) (レス) id: bc837922a0 (このIDを非表示/違反報告)
えす野良(プロフ) - 夕夜さん» ありがとうございます！！！頑張ります！！！ (2021年6月7日 16時) (レス) id: bd3b1d5f0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えす野良 | 作成日時：2021年6月3日 22時
