風邪と夢／志麻 ページ14
〜Aside〜
A「うー。あたま痛い...。」
頭の痛さで、目が覚める。全身がだるい。
A「熱、計るかぁ…。」
覚束ない足どりで、リビングへ向かう。熱を計ると、
A「38.7...」
見事な高熱だった。
A「どうしよ...今日、志麻くんとデートなのに...」
今日は、久しぶりの志麻くんとのデートだった。私達はお互いに忙しくて中々会えないから、楽しみにしてたのに...。
A「はぁ、熱あるの分かったら、余計しんどくなってきた...」
私は、ベッドに戻ると、
『今日、行けなくなった。ごめんね。』
と、志麻くんにメールして、眠りについた。
〜志麻side〜
今日は、久しぶりにAとデートする日。楽しみすぎて、いつもより早く起きて、念入りに身だしなみをチェックして。
志麻「俺、女子みたいにはしゃぐタイプなんやなぁ。」
なーんて呟いて、また嬉しくなって。
Aは俺にとって大きな存在だって実感する。待ち合わせ場所にいくと、いつも俺より早く来ているはずのAがいない。
志麻「ん？A？」
探してもいなくて、おかしいなと思った。待ち合わせ時間を過ぎても、Aは来なくて、連絡をとろうとスマホを手に取ると、そこには、
『今日、行けなくなった。ごめんね。』
のメッセージ。嫌な予感がした俺は、急いでAの家へ向かった。
Aの家へつくと、合鍵でドアを開ける。
志麻「Aー…」
小さめの声で、Aを呼んでも返事はなく、リビングにいない。寝室へ行くと、顔を赤く染めて苦しそうにしているAがいた。うなされている。
志麻「Aっ！」
俺は大きい声で、Aを呼んだ。
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らてぃあ - なんさん» ありがとうございます！やっとテストが終わって少し落ち着いたので、また更新しますね！ (2020年10月7日 22時) (
レス) id: e95f8ff77b (このIDを非表示/違反報告)
なん - すごく泣いちゃいました!らてぃあさん応援しています!! (2020年9月15日 21時) (レス) id: 35ec024a94 (このIDを非表示/違反報告)
らてぃあ - 羅琉さん» ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです！ (2020年7月10日 22時) (レス) id: e95f8ff77b (このIDを非表示/違反報告)
羅琉 - あなたの文才のレベルが高い！スゴい！推しが尊い！ (2020年7月5日 20時) (レス) id: b0d47f7052 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らてぃあ | 作成日時：2020年6月1日 23時
