愛華様リクエスト🦁�� ページ31
.
翌日、Aとハーマイオニーが大広間へ行くといつも寝惚けてギリギリなロンが既に朝食を食べ始めていた。
Aはいつも通りロンの前に座り、ロンを見た。
『おはよう、ロン。今日は早いのね』
「あ、お、おおおはよう」
ロンは昨日のフレッドとジョージとの会話を思い出してAの顔をまともに見ることができなかったし、大広間に入ってくるAを一目見た瞬間に動悸が止まらなかった。
目の前に座るAをチラリと見ると、Aはロンに向かってニコっと微笑んだ。
その瞬間ロンの心臓は今までにないほど跳ね上がり、顔は熱く、そのせいで額にはうっすら汗も浮き出てきた。
『ロン、暑いの？汗が…』
「や、やめて！！」
Aがハンカチでロンの額を拭おうとした時、焦ったロンはAの手を弾いた。
「僕のことは放っておいてよ！子どもじゃないんだ」
『え、ちょっ、ロンどこ行くの！』
ロンは食べかけの朝食を残して大広間から出て行った。
残されたらAとハーマイオニーは何が起こったのかイマイチ把握できずに顔を見合わせた。
『…わたし、何かした？』
「分からないけれど、あなたが原因なのは間違いなさそうよ」
『ほんと…訳がわからないわ、』
その様子を近くで見ていたフレッドとジョージはため息をつき、フレッドは何かを思いついたようにジョージに耳打ちをした。
「________それはいいアイディアだ、相棒」
フレッドとジョージはニヤリと笑い合い、朝食の続きを食べ始めた。
「A！！！！」
午前中の授業が終わり、大広間に向かっている途中で息を切らしたフレッドとジョージがAを大声で呼び止めた。
『え、なっなに？！』
「やばいぞ、ロニーが！！！」
「どうしようA…っ、ロニーが死んじゃうかも！」
『ちょっと、どういうこと？え、ロンは今どこにいるの！？』
フレッドとジョージは今までに見たことがないくらい焦った様にAに詰め寄る。
2人の様子と、ロンが死ぬかもしれない、と聞いてAの顔は青ざめる。
「マダム・ポンフリーのところだ！！早くいってくれ！」
「走れよ！ゴーゴー！」
フレッドの言葉を聞くなり、Aは駆け出した。
後からのジョージの言葉が何となく気になったが、ロンのことで頭いっぱいで、そんな疑問はすぐに飛んでいった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 97人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
スピカブラック - ハリーのプロポーズで (7月17日 21時) (
レス) id: 35f31de6c9 (このIDを非表示/違反報告)
スピカブラック - Franさん» それじゃ子世代の書いて欲しいです！ (7月17日 21時) (レス) @page22 id: 35f31de6c9 (このIDを非表示/違反報告)
Fran(プロフ) - スピカブラックさん» 申し訳ございません…大人リクエストは書き上げることが難しく…（完全に作者の文章力が足りてないせいです）オトナ以外ではだめでしょうか（ ; ; ）？ (7月17日 20時) (レス) id: ae0c3ef0f4 (このIDを非表示/違反報告)
Fran(プロフ) - 愛華さん» すみません、まだ書き途中でまとまっていないので非公開にさせてもらってます。書け次第公開しますので、もう少しお待ちいただけますか？説明が無く誤解させてしまいすみませんでした（ ; ; ） (7月17日 19時) (レス) id: ae0c3ef0f4 (このIDを非表示/違反報告)
愛華(プロフ) - すみません、勘違いなら申し訳ないのですが、わたしのリクエスト飛ばされました？見落とされただけでしょうか？まさかとは思いますがなかったことにはされてないですよね？ (7月17日 17時) (レス) id: 80cbca37b8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Fran | 作成日時：2022年1月18日 22時
