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松村 side
焦ってた樹先生の雰囲気が一気に変わった。
ほぼジェシー先生にガン飛ばしてるのに、
ジェシー先生はそんな樹先生を冷たい目で見ていて。
ジ｢わかんないの？樹はここいて、A帰ってくるかもしんないから｣
田｢は？俺も探しに、｢だぁめ、樹はお留守番ね｣ジ
ちっと舌打ちをして、椅子にどかっと座る樹先生を
まるで気にもしないかのようにジェシー先生は俺に行こ、と声をかけた。
、
ジ｢うわぁあ、さっぶぅー…｣
｢っ、｣
外に出た瞬間、なかなかに冷たい空気が肌を突き刺した。
ジ｢風邪ひいちゃうね、早く探さなきゃ｣
｢はいっ、｣
ジェシー先生とほんの少し離れて、駐車場から近くの公園までを探すことにした。
ジ｢Aー！！！｣
｢Aー！Aー！｣
ミスト状のような霧も出ていて、視界も悪い。
早く探さなければ風邪をひくどころか発作も起こりかねないし、何より走って出ていったとすれば心臓に負担もかかっているはず。
｢っ、どこだよ…｣
どこに行ったの？
ねぇ、
お願い。
神様、どうか、
Aを見つけて。
自分が寒さに震え出しそうな時に、
ジ｢っ、A！！！｣
これまで名前を呼んでいた声とは似つかないくらい大きくて、焦った声がして慌ててジェシー先生の方に近づけば、
｢Aっ！！、ねぇ、A、｣
ジ｢寒かったね、もう大丈夫だよぉ、北斗PHS押して｣
｢っ、あ、はい、｣
しゃがんだジェシー先生に横抱きにされるように抱きしめられているA。
寒さのせいで、なのか。
唇は紫色だし、靴も履いてないからか
靴下には血が滲んでて、何より。
ジ｢意識ない、このまま走ろ、｣
電話をかけた瞬間にジェシー先生はそう言うとAに彼女の上着を着せて、白衣も脱いでぐるっとそれで包むと、猛ダッシュで病院へと向かった。
俺はただその猛ダッシュに食らいつきながら、
必死に電話越しにいました、Aいました、処置室あけてください、
それだけ伝えた。
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にゃん - 移行おめでとうございます！主様のお話が本当に大好きでずっと更新されないか楽しみにしていました！これからもお話楽しみにしています！ (2021年7月29日 0時) (
レス) id: b34980f8db (このIDを非表示/違反報告)
スモモ(プロフ) - maru_さん» そうなんですね！わかりました！！これからも更新楽しみにしてます！！！ (2021年7月27日 20時) (レス) id: 6b77069b0e (このIDを非表示/違反報告)
maru_(プロフ) - みくさん» 本当にありがとうございます(TT)待っててくださって本当に本当に嬉しい限りです！！！ (2021年7月27日 20時) (レス) id: db337c87a7 (このIDを非表示/違反報告)
maru_(プロフ) - スモモさん» ありがとうございます(TT)もうTwitterやっていません…すみません(;_;) (2021年7月27日 20時) (レス) id: db337c87a7 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 更新ありがとうございます！このお話大好きです！ずっと待っていました！おかえりなさい。 (2021年7月14日 1時) (レス) id: 12bc81e91e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：maru_
| 作成日時：2020年10月15日 23時
