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田中 side
まずいな。
この痛がりようは異常だ。
そうなると心臓に負担がかかるどころか、
の話になる。
森｢樹先生、救急からです｣
｢わり、さんきゅ…もしもし、｣
渡｢どんな感じ？いきなり？｣
｢んー、痛みで朦朧としてるけど圧痛あるし臍付近から右下ら辺で反応するからアッペかも。｣
渡｢じゃあ連れてきて、こっちで超音波やった方が安心でしょ｣
｢わり、本当助かる｣
俺なんかこう見えてめちゃくちゃ焦ってるけど、
電話の主__渡辺翔太はいつもと変わらぬトーン。
松｢このまま行きますか？｣
｢うん、しょっぴー待っててくれるって｣
A｢ｹﾞﾎｯん…んんっ、｣
｢痛いね、すぐ治してあげるから一緒に行こうな｣
声をかけつつ、ベッドのままAを連れて救命病棟に連れていった。
オペや急変は救急(まぁ外科ね)と連帯して対応するから、
まぁぶっちゃけよくある事だけど。
Aの事となるとどうにも、俺も胸が痛くなる。
汗ばむ背中を摩りつつ、
足を進めた。
渡｢お、きた｣
岩｢あちゃ〜痛いね、｣
｢Aちょっと上向こうな、、｣
渡｢ごめんね…お腹押すよ、｣
待っててくれていたのはしょっぴーと先生…じゃなくて、照くん。
流石の連携プレーで進めていくから正直俺とか北斗は
頑張れ、って見守る親線に近い。
A｢んっ！！！！｣
渡｢ここか、…うん、超音波やろう｣
｢だね、｣
渡｢うし、こっちよろしく〜｣
｢ん……｣
あ、
渡｢あ、ここかな…｣
A｢っ、いたぁいぃ〜(泣)｣
｢ごめんね痛いよな、、頑張れ頑張れ…｣
その声に怯みそうになる気持ちを抑えて、
Aの手を握ってそう言うしかなかった。
｢そこね、アッペだな｣
渡｢痛いね〜これは、｣
渡｢…樹やる？｣
｢は？お前舐めてんの？(笑)｣
渡｢出来るっしょ｣
｢しょっぴーお願い、｣
渡｢んじゃ、横いてあげて。寂しくなると困るから、｣
岩｢鎮痛剤入れたからちょっとは落ち着くかな…｣
｢まじ俺笑えない今｣
渡｢Aちゃんだもんね、北斗サブ入る？｣
松｢え、俺は、｣
岩｢翔太いいからやるよ｣
渡｢うそ〜、まじこれ以上言ったら怒られそうだからやるわ(笑)｣
俺の事めちゃくちゃ振り回すけど、
しょっぴーは俺と同期だし信頼しきってる。
｢…頑張ろうな｣
Aの額に張り付いた前髪をそっと剥がしてやった。
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にゃん - 移行おめでとうございます！主様のお話が本当に大好きでずっと更新されないか楽しみにしていました！これからもお話楽しみにしています！ (2021年7月29日 0時) (
レス) id: b34980f8db (このIDを非表示/違反報告)
スモモ(プロフ) - maru_さん» そうなんですね！わかりました！！これからも更新楽しみにしてます！！！ (2021年7月27日 20時) (レス) id: 6b77069b0e (このIDを非表示/違反報告)
maru_(プロフ) - みくさん» 本当にありがとうございます(TT)待っててくださって本当に本当に嬉しい限りです！！！ (2021年7月27日 20時) (レス) id: db337c87a7 (このIDを非表示/違反報告)
maru_(プロフ) - スモモさん» ありがとうございます(TT)もうTwitterやっていません…すみません(;_;) (2021年7月27日 20時) (レス) id: db337c87a7 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 更新ありがとうございます！このお話大好きです！ずっと待っていました！おかえりなさい。 (2021年7月14日 1時) (レス) id: 12bc81e91e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：maru_
| 作成日時：2020年10月15日 23時
