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「三ちゃーん……あっ、もしかして転校生?」

『今日から転校してきました、椎名Aです。よろしくお願いします』

「私、5組の赤坂理子。Aって呼んでいいかな?」

『もちろん!じゃあ、理子ちゃんって呼んでもいいかな?』

「もちろんよ!よろしくね」



トントン拍子に名前呼びまで進んでいったことに感動してると、伊藤くんと目が合ってよかったねと笑われた。

恥ずかしい。



「おい理子、何しに来たんだよ」

「何ってお弁当を渡しに来たんでしょ」

「おっ、待ってました!」

「ちょっと!早弁はダメって言ってるでしょ!」



理子ちゃんが三橋くんにお弁当を渡していて、そこであれ?と首を傾げる。



『……伊藤くん』

「ん?何?」

『三橋くんと理子ちゃんってもしかしなくても、』

「うん、まぁそんなとこ」

『そうなんだぁ』



三橋くんってば彼女いないなんて言っても、理子ちゃんがいたんだ。

2人のやり取りが微笑ましく口元が緩む。



「Aちゃん誤解しないでね?!こんなバカ力で狂暴な女とは何でもねえから!」

「そんな事言ってるとお弁当取り上げるわよ。そうだ!ねぇA、お昼一緒に食べない?」

『えっいいの?食べたい!』

「よかった!じゃあまたお昼にね」



手を振って自分の教室に戻っていく理子ちゃんに私も手を振り返す。

早速お昼を一緒に食べる約束まで出来ちゃうなんて、昼休みが楽しみだなぁ

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mil - このあと2人がどうなっていくのか気になります! ; ; 更新待ってますーー!! (2020年8月2日 21時) (レス) id: cefd911627 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すん | 作成日時:2018年12月30日 15時

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