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龍「まぁた、始まったか…」
隼「ちょっと、龍友くん!見てるだけじゃなくて止めてよ!!」
龍「ええねん。若いんやから今のうちに喧嘩しといたら」
玲「…龍友くん、発言がおじさん臭い。」
龍「聞えとるぞ!玲於!」
亜「ちょっと、誰か隼の意見も聞いてあげて?」
玲「そこは、リーダーの役目でしょ?」
隼「亜嵐君、お願いしますよ!」
亜「隼…。お前、俺はお前の意見ちゃんと聞いてやってたのに…」
ほら、バカに絡まれてるから離れた場所からメンバーたちがなんか言ってるんこいつわかっとんか?
ホンマに、俺が何したっていうねん。
『ちょっと!人の話聞いてるんですか?』
いい加減、鬱陶しい。
「あ゛ぁ!鬱陶しいなぁ。そんだけ文句あるなら俺に構うな勝手にせいや。めんどくさッ」
『…ッ』
つい、大声がでてしまってマズいと思いつつ彼女を見ると
どこか、傷ついた顔をした彼女はそのまま黙って少し離れたソファに行き両耳にイヤホンを差し込んで横になった…。
なんやねん、くそ腹立つ。
龍「…うん。今のは涼太が悪い。」
いつの間に来たのか、俺の隣に立っている龍友くんがボソッと声をかけてきた。
「そういったって、突っかかってくるのは向こうやん?俺にだけとかホンマ腹立つ。」
さっきまでの彼女の態度を思い出しまたイライラする。
そんな俺の背中をポンポンと叩いた龍友くんは、
龍「まぁ2人ともお子ちゃまやからなぁ…ある意味、玲於達の方が大人やわ…」
「どういうことですか?龍友くん?」
龍「まぁ、そのうち分かるって。ほんならちょっとご機嫌斜めな妹を甘やかしてくるかなぁ?」
そうニヤっと笑った龍友くんは、寝転がっている彼女のところへ行って
なにやら、話しているみたいやったけど、俺には関係ないと思って他のメンバーがいるところへ行く。
皆ところへ行って早々。
亜「あんまり、Aちゃんいじめたらダメだよ?」
「はぁ?亜嵐君、さっきの見てました?突っかかってくるのはあっち。いじめられてるのは俺の方やわ。」
亜「まぁまぁ。Aちゃんも難しいお年頃なんだって」
そう言って、亜嵐君も龍友くんみたいに、背中を叩く。
いやいや、うちのグループあいつに甘すぎでしょ?
次の日、今日も全員での仕事。
またあいつは、難癖つけてくるんやろうと思っていたら当の本人がなかなか来ない。
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ESORA(プロフ) - くーちゃんさん» コメントありがとうございます!すごく嬉しいです。そして、完成させることができなくて本当に申し訳ございません。ただいま、花言葉にちなんだ作品と季節のイベントごとにちなんだ作品を考えております。また機会がありましたらよろしくお願いいたします。 (2019年10月14日 21時) (レス) id: 25d2cc9f9e (このIDを非表示/違反報告)
くーちゃん(プロフ) - 終わってしまうのが悲しいぐらいこの作品が大好きでした…もしまたいつか更新される事などがあればぜひ見させていただきます!! (2019年10月5日 1時) (レス) id: 85a3dfc575 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ESORA | 作成日時:2018年12月9日 3時